高齢者の心理というものを一括りでこうだと決めつけることはできないが
若者世代とは大層違った側面があることは確かだ
60代の還暦を迎えたばかりの新入り高齢者
それから5年 65才となった前期高齢者
さらに10年を経て 75才に到達した後期高齢者もいる
高齢者の心理状態というものは どういうものなのか
生まれ育った環境や自分の身を置いてきた状況はそれぞれ違っていてさまざまだが
誰もが 何かしら心に不安を抱えていることが多い
それゆえ 喜怒哀楽さえもその表現方法は違っている
年をとるにつれて その感じ方や表し方は
しだいに穏やかになっていくものだとばかり思っていたが
どうもその一方で 人によっては一度悲しみを感じるといつまでも嘆き続けていたり
一つの感情にとらわれ そこから抜け出す事が難しくなっていく人などもいるようだ
老化による心身の衰え 身体の不調や痛み 死に対する不安 家族のこと
まわりの者から見放されるのではないか といった思いが頭をよぎり
「不安」 「寂しい」「心配」「心細い」などの気持ちを芽生えさせる
そしてそれは やがて人への非難や悪口 攻撃的な言動
わがまま 人を疑う 妬む などの精神状態に陥っていくこともあるようだ
心身の衰えを実感しながらの生活は 前向きな気持ちや将来に対する希望が
持ちにくくなることも多いらしい
そんな時は「くよくよすんな」「明日はきっといい日に決まってるさあ」
「何とかなるわ そんなもん」何事にもそんな気持ちで過ごせれば
明るい老後は自然とやってくるに違いない
仕方のないことは受け入れる
できることは自分なりにしっかりと
気持ちだけはいつも明るく
やっぱ これだな!
では、
エンジョイ! アクティブシニアたち
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