山里の必須アイテム それは「こたつ」

暮らしの中で

夏の暑さはどこへやら 10月に入ってのここ山里は急に冷え込みがキツくなる

朝の最低気温も 今はだいたい6°ぐらいだろうか

この時期になると決まって妻から 理不尽な物言いがなされる

それは 「どうしてここはこんなに寒いんだろうね なんでこんな寒いところに

住むようになっちゃったのかなあ~ あ~あ・・・」

がそれで ひとり言とも恨み言とも取れる物言いだ 

頼んで来てもらったわけ?ではないし だいいち寒いのは自分のせいじゃない 

それは“言い掛かり”と言うものだ

そこで 寒くなってくると恋しくなるのが ご存じの「こたつ」だ

「こたつ」は冬の季語にもなっているようで ここ山里では必須のアイテムだ

この「こたつ」や暖房器具を出す日というのは どうやら適日というものがあるらしい

11月7日が立冬で その後の日で

「亥の子(いのこ)の日」といって 旧暦では10月だが太陽暦では

11月半ばから後半がその日なのだそうだ

この時に暖房器具を出せば一年中火事にならないと言われているのだそうだが

この山里にいれば この日を待っていたのではとうてい暮らしてはいけない

実際 老親の部屋には 一年中「こたつ」は出しっ放しだし 

自分たちの離れの部屋にもこの時期になると「こたつ」を出すようにしている

その際に いつも決まって「こたつ」を出すのは寒がりの妻の役目なのだが

今年は 主夫である自分が率先して出すことにしよう 稼ぎ頭?の妻の機嫌を損ねないように

何気なくそっと出しておくことが家庭平和のためだ

この頃の気候からすれば まだまだ先の話になるが これから徐々に冷え込みが増し

本格的な冬がやってくる 

そうなると注意すべき日がもう一つある

それは 雪が降った時の心の準備だ

890mの標高のここ山里は 初雪も早い 雪が降ると 

また決まって妻から不平不満のひとり言が出てくる

「ねえ、雪が降っているのは ここだけだよ~」とか「雪が積もっているのはここだけだよ~」

の理不尽な物言いだ

妻によると 雪の境界線はどうやら友人KK夫妻の住むZ地区らしい

都会と違い ここ山里の夏は涼しく快適な場所であることはすぐ忘れてしまうのには恐れ入るが

冬の到来と降雪はまだまだ先の話だから それまでに今年こそは上手な受け答えを

準備することにしよう(ちゃん ちゃん!)

では、

エンジョイ!「こたつ」文化

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