地域は時代とともに

暮らしの中で

気が付けば 周囲にはもう年寄りばかり

若い衆などと呼ばれて 何の違和感も持たなかった我々すらも

前期高齢者の入口である65歳をとうに過ぎた

ここのところ 山里の人口はみるみる減少しており

高齢者比率の上昇 若年者比率の低下も著しい

区内には空き家が増え続けており 戸数も半減

なんと小学校に通う児童は たった2人というからびっくりだ

そんな状況もあって

今年は4月から12年ぶりに区長という大役をまた引き受けることになった

コロナ禍により 地域とのつながり方は だいぶその様相を変えてしまっている

長年続いてきたしきたりや行事というものが

縮小あるいは ここぞとばかりに実施されなくなり

役員や主催する側にとっての煩わしさがなくなった反面

その一方で周囲との付き合いはますます疎遠となり

昔からの住人にとっての淋しさというのは ひと塩だ

令和4年も明けて早々 能登半島で大きな地震が起き 多くの犠牲者と被害が出た

「皆んなで」というより「個」ということが最優先されるようになった昨今だが

10年に一度 100年に一度の災害がこの地に起こらないとも限らない

このことを肝に命じ 助け合いという絆を切らさない努力をしたいとも思っている

また 地域社会活動は時代と共に形を変えていくものなのだと理解しつつも

各々が過度な負担とならないような共助の体制を築き

将来につなげていけたらいいと 心から思っている

では、

エンジョイ 山里暮らし

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