農業の半分は草取りで出来ている

暮らしの中で

水やりも肥料も全くしていないというのに

なぜか草たちは毎年 同じ場所に 同じ勢いで 

野菜作りの自分たちを 嘲笑うかのようにはびこっては 悩ませる

「農業の半分は草取りで出来ている」そんな言葉がピッタリする今年だ

野菜作りの初心者が おじゅうこなことを言ってるなどと

これまた野菜作りの先輩方には笑われてしまうかもしれないが

ここのところ毎日が 草刈りの連続だ

ある程度の年になると 草取りというのは好きになるものなのだろうか

と言うのも 97歳になる我が家の老親などをよくよく観察していると

日中ずっと庭の草取りをしている姿を見かけるからだ

そもそも「草」という漢字は草かんむりに早いと書く

なるほど 成長が早いのが分かる 草が生える場所 そこには必ず水がある

そして たとえその土地がやせていても

肥沃な土壌でも 均等に生えて 増殖して行くものらしい

地面が健全ならば草が生えるのは本当で その草と毎日格闘し

これでもか これでもかと 草を刈り込んで行く自分

ようやく 我が家の周りの所定の草刈りを終え やれやれと思いきや

何と つい先日 刈ったばかりの最初の草刈り場所に また新たな次の草が・・・・

自分が思う限り「ある程度の年になると 草取りが好きになる」伝説は

一生涯 自分に降りてくることは絶対にない

そう悟った今年の夏だ

エンジョイ 草むしり 草取り 草刈り・・・ 

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