「ジイジ、スゲ~!」虫嫌い あるある

暮らしの中で

嫌がる虫を手で掴み どかすと「ジイジ、スゲ~!」と言われる

そのせいか いつしか我が家での虫退治担当は なぜか自分になってしまっている

ここら辺の我々の世代の多くは 子供の頃から田舎のしかも農家だったので

生き物がいる生活が当たり前だったし 今も相変わらずの田舎暮らしだから

まさに虫だらけの生活と言ってもいい

世の中の大多数の虫たちは人間にとって害がないのに なぜ虫嫌いの人が多いのか

その答えは「都市化」だそうだ 最近は 野外というよりも室内で虫たちと遭遇することが増えており

その一方で虫の種類を識別できないことが強い嫌悪感を生んでいる理由らしい

虫嫌いの多さが昆虫の生物の多様性の保全が進まない一因とされており

虫を見たり触ったりして知識を増やすことがとても重要らしい

昆虫は世界に約550万種生息していると言われているが

少なくともその内の100万種の生き物が今後数十年で絶滅する可能性があるとも言われている

虫嫌いの多くは感染症や病原体を避けたいという嫌悪の感情があり

先進国ほど虫嫌いが多いということだ

都市化で野外の虫が減る一方 食事や睡眠 休息の場である室内で虫を見る機会が

相対的に増えて嫌悪感が高まるパターン もう一つは自然体験の減少で

虫の種類の識別ができなくなり さまざまな虫を嫌うようになるというパターンだ

幼少期を過ごした場所や現在の居住地の都市化が進んでいる人ほど虫を区別できない傾向も判明し

これら二つの相乗効果が虫嫌いを強めている原因らしい

都市化ともうひとつの理由に 親の生き物嫌いなどにも要因があるらしい

保護者の影響があると世代交代を経るごとに嫌う人が増えるために

こうした負の連鎖は生物多様性保全へのリスクとなるので注意が必要だ

そのために 自然の中で虫を見たり 触ったりするほか 動物園など昆虫の展示施設などに足を運び

より自然に近い環境で虫に親しみ 正しい知識を得る「虫教育」が大切だとつくづく思う

我々の子供の頃は 夏休みの朝は早起きしてカブトムシやクワガタを捕まえに行った

一般的な害虫はもちろん苦手ではあるが 何しろ田舎暮らしで虫から逃げ回る余裕なんて

なかったのだ 田舎育ちなもので 虫がいるのが当たり前……という程ではないが

特段気にせずに触れ合えるのはそのせいか ただ うかつに触れ合うと 周りがドン引きするので

ちょっと控え目にするようにはしているが・・・

虫嫌いの方々は部屋の中にたった1匹いるだけでイライラするらしいが

自宅以外のところではそんなに気にならないのがちょっと不思議ではある

虫などは一度は飼ってみると 一生懸命にエサを食べる様子とか何気ない仕草などを

よく見たらかわいいし どういう生活なのかが分かってくると不思議と平気になってくるようだ

ならばと 害のないホタルなどは捕まえてきて部屋の中に放し

風情を楽しむなどしたなら 気持ちがいいだろうなどと考えるが

ドン引きされないように 今日はこれまで・・・(ちゃんちゃん)

では、

エンジョイ! 虫たちとの共存共栄

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