フルタイムでの勤務を終えてセカンドライフに突入したのは昨年の6月だった
あれから一年あまりがあっという間に過ぎた訳だが まだまだ充実した日々が過ごせているとは
思えないままだ 老親の世話 主夫業 近所付き合い 農地や家周りの維持管理
自身の健康管理とやらなければならないことは現役時代とそうは変わらない訳だが
それぞれに向かい合う時には 一生懸命にやらなければならないウェイトと
その趣きが少々違っている 先ず現役時代と違うのは 人に使われているわけではないので
“きょういく”(今日行くところ)と“きょうよう”(今日の用事)を自分で決めることから始まる
次にようやく 好きなこと やりたいことに進めることになるのだが
その前にやらなくてはならないことを先にやらなくてはならない?のだ
家族からも 友人たちからもお気楽で「いいね」とか「いいよな~」とかよく言われるが
なかなか大変なことばかりだ
「毎日やって当然」「仕事してないんだからそれ位のことはやってよ」とか 家の内も外も
整理整頓し 家周りや遊休農地の草も刈りつつ 綺麗にしておくのは当たり前のように
思われていることも 実はなかなかのプレッシャーだ 何年も前にリタイアしその後の生活に
馴染んでいる近所の先輩方は そのコツもやり方もご存知のはずなので
やることもスムーズだし抜かりがない その方々からの「仕事が忙しいから仕方がないね」は
退職して家にいるようになれば一切通用しなくなっている リタイアしても
自分に合わないまたはできないと思ったらやるつもりはなかったのだが 「郷にいれば郷に従え」で
仕事も役職もリセットして素の自分で勝負していかなくてはならないのだと言うことを
改めて思い知る
そうは言っても 最後に決めるのは自分自身だ できないことはさておき できることをできるだけ
信念を持って かつ背伸びをすることなくセカンドライフに邁進して行こうと思っている
では、
エンジョイ! セカンドライフ
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