人の声や音を聞いているのは「耳」だが その声や音を認識しているのは「脳」なのだそうだ
つまり 耳だけではその声や音が何なのか なにを意味しているのかを理解することができない
耳から届いた音声情報というのは電気信号として脳に伝わる
さらにこの電気信号というのは 声や音の高さを示す周波数 大きさを表す音圧
音色を表す波型などなどがデータ化されたものであるらしい
このデータを 脳に蓄積されている音声や言葉のパターンと照らし合わせることで
意味のある音や言葉として認識することができるようになるのだそうだ
普段 人はすべての言葉を聞き取れているのではなく
会話の中で聞き逃してしまっている言葉もあるのだが
すべての言葉を聞き取ることができなくても 聞き取ることができたキーワードを基に
会話を類推してコミュニケーションを取ることができるのだという
周りからも言われ 最近耳が遠くなった 聞き取りづらくなったなと自分でも思っていたが
これを知って納得だ
今の世の中 脳に伝わってくる情報が昔以上に増え続けている
認識していないネット用語や若者言葉に加えて 早口であったり
略語などなどが自分のペースに合わない速さで増殖している
一方では 確かに老化により 脳内で行う照らし合わせの処理が
若い頃のままという訳にはいかないのも事実だ
だとすれば ある程度時間をかけて新しいことを学んだり 常に脳を訓練し
慣れていくことさえできれば 聞き取り能力が向上するかもしれない
だが 果たしてそこまでして 何事も聞き逃さない 若者たちに絶対に負けないでいられるような
そんな脳の訓練をすることが必要だろうかなどとも考えてしまう
コロナ禍によりマスク生活が続き われわれのようなプレジジやプレババが得意な
相手の顔の表情を読み取ることがますます難しくなってきている今 時代に対応しながら
自分なりの取捨選択や意思に基づいて暮らしていかなければならない
時代なのかもしれないなどと まじで考えた
では、
エンジョイ! 昔のようでなくても
#音声情報#耳#脳#聞き取り能力
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