誕生日 めでたくもあり めでたくもなし

暮らしの中で

65歳の誕生日 今日はささやかながら家族で誕生祝いをやってもらえるつもりでいた

ところが突然 妻が新型コロナウィルスPCR検査で「陽性」の判定

なんてこった!と思っていたその翌日  あれっ自分もおかしい

喉痛い 熱も少し 咳も止まらない もしやと市販のキッドで抗原検査

結果は・・・「陰性」   だよな

やれやれとホット胸をなでおろすも そう言えば週末と来週に仕事で会議もあるし

念の為と内科クリニックに電話しPCR検査の予約

14:30には駐車場に到着  その15分後に中から看護師さんがやって来て

運転席の右側のウィンドウを開けさせ 手早く窓にビニールを張る

さらにその30分後には若い女の先生がやってきて ビニールの真ん中をカッターで破って開け

その間から鼻の穴に細い棒をかなり深くまで突っ込む  これで検体の採取は終了だ

結果が出るまで車の中で待機ということで エンジンはかけたままで本を読みながら待つ

しかもたまたま読むその本は  内館牧子の「終わった人」だ

(よりにもよって なぜだか 変な予感)

辺りも暗くなり雨も降ってきた 今日は冬至で明かりも乏しくなってきた16:50頃

結果はなんと「陽性」・・・ガチョーンだ

結局 隣の薬局で処方の薬をもらえ 家に帰れたのが18:30で

4時間待っての「陽性」結果だった

蛇足だが 処方薬をもらう際に 薬剤師さんからは

おめでとうございます昨日65歳になられたばかりですね と思わぬお祝いのメッセージ

よかったですね そのおかげで厚生労働大臣によって特例承認された

「ラゲブリオカプセル」の処方が可能ですよ

これで普通の方より短期間で回復しますよなどと説明された

コロナに関する薬は全額国の負担で支払いがなかったのだが

しかも 特別に処方されるその薬はというと

何でも5日分の40カプセルが1つのボトルに入っていて  びっくりだが

通常薬価で9万円 保険が効いても3万円はするという代物だから その貴重さが分かる

思いもよらぬコロナ誕生日に 思わぬ形でのお祝いメッセージ

65歳と言うなりたての節目で手に入れることになった特例承認の薬とで

今日は何とも不思議な 忘れられない誕生日になったことは間違いない

では、

エンジョイ! 65歳からの自分

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