「生きる力」高める体験

楽しいこと

先頃 文科省から「青少年の体験活動に関する調査研究結果」が発表された

それによると 小学生の頃に様々な体験活動を多くしていた子どもは 高校生以上の

大人になった時などに「自尊感情」や「外交性」 「精神的な回復力」などが

強くなるという傾向があることがわかったそうだ

ここでいう体験には 野遊び 川遊び キャンプ 登山などの「自然体験」

農業体験やボランティアなどの「社会体験」

博物館・美術館見学 音楽・演劇鑑賞などの「文化的体験」が含まれるという

「自然体験」は「自尊感情」や「外交性」に 「社会体験」は勉強や授業が楽しいと思う

「向学的な意識」に良い影響を与え 「文化的体験」はこれらに「精神的回復力」を

加えた全ての意識を高めるのだそうだ

注意書きとして家庭の収入の多寡にかかわらず子ども時代の体験が多ければ多いほど

これらの様々な「生きる力」を押し上げることがわかったという

こうした結果には どうしても家庭の経済的な豊かさが要因だと思ってしまいがちだが

そうではないらしい

子どもが 自分の意思で何かに取り組み 自分の力でやり遂げたという経験が

自信や精神的な強さにつながるのだということが見えてくる

そこに欠かせないのが 子どもの挑戦を見守り 失敗も含めて頑張ったプロセスを

褒めたり認めたりしてくれる大人の存在である

日本の子どもの自己肯定感は諸外国と比べるとかなり低いのだそうだ

私たち大人は 子どものどんな挑戦も肯定的に受け止め 傍で励まし続ける伴奏者で

ありたいものだと締めくられていた

こうした調査結果について聞くと 我々世代はそんな上品な時代を生きていたとは

思えないだけに “何言ってるだ”と思いがちになるのだが 幼い頃は野や川ではよく遊び

お百姓も当たり前に手伝いをしてきた

ただし 博物館や美術館を巡ったかといえばそういう記憶は全くと言ってない

そのために精神的回復力が弱いかと言えば それも当たらない

時代を逞しく生きてきたことが 今の自分たちの支えになっていることに何の疑いもない

何とも昔が懐かしいな~!

では、

エンジョイ! 昔体験

楽しいこと
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