年をとって思うこと

暮らしの中で

 

早いもので “自称主夫”となって この6月で2年になる

現役として仕事をバリバリやっていた頃は 家事一切を妻に任せ

「仕事が忙しい」という一言を免罪符にしてきたような気がする

だが ここのところ世間一般でもそうだが 自身も仕事や家事や育児に至るまで

あらゆる面で考え方が変わってきたような気がする

時代といえば時代といえそうだが 息子も婿さんも 娘も嫁さんも 

保育園や学校の送り迎え 掃除や洗濯や料理にしたって 

ちゃんと夫婦で分担を決めてやっている

昔のわれわれ世代とは違って それぞれを手伝うなどという感じではなく

主体的にそれぞれがやっていて 理想的な夫婦関係を築いているようで

なんだか微笑ましい

実際やってみれば 料理だって掃除だって 洗濯だってどうってことはないし

楽しく思えなくもない

現役当時の我々世代の男たちは社会が猛烈な時代で 朝から晩まで仕事づけで

家と会社だけの往復で1日が終わっていた

一方で 女たちも夫の働きぶりに理解は示すが 馬車馬のように働くことは

自分では同じようには出来ないなどと考え 家事一切をその分担として

引き受けていたのかもしれない

要するに暗黙のうちに それぞれのバランス感覚でそれぞれの仕事や

家事を応分の負担と考えていたのかもしれない

働き方も考え方も時代とともに 変わってきているなと今にして思う

どれも正解ではなく どれも不正解ではない

時代にあった生き方に少しだけ それぞれの相手に思いやりというエッセンスを加えてやれば

とてもバランスのいい関係が出来上がるのだと思う

こんなことを思うこの頃だが 年をとったからこそ そう思えるのだと思う

やり直しのできない人生だ これから先は ほんのちょっとでいいから

その優しさと寛容さを持ちながら毎日を過ごしたいと 今考えている

では、

エンジョイ! 今の暮らし

#今の暮らし#優しさ#寛大さ#年をとって

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