高齢者を狙った詐欺が後を絶たない
2020年の特殊詐欺の被害額は278億円 1日当たり約7,590万円で
被害者の85%が65歳以上の高齢者だという
最近 被害が増加しているのが キャッシュカードを狙う詐欺だ
警察官や銀行員などを偽り 「キャッシュカードが不正に利用されている」
「預金を保護する手続をする」などと電話で嘘の説明した後
「キャッシュカードの確認に自宅までうかがう」といった名目で 詐欺犯人が自宅を訪れる
そして「暗証番号を書いた紙とキャッシュカードを封筒に入れてください」などと言って
被害者が目を離したすきに あらかじめ用意しておいた偽のカードと
本物のカードをすり替えて盗み取る手口だ
その後 被害者が気づかないうちに口座から現金が引き出されることになる
警察官や銀行員などが暗証番号を聞いたり
キャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にないのだが・・・
「オレオレ詐欺」は 息子や孫などになりすました犯人から電話があり
仕事に関するトラブルなどを口実に お金を要求する詐欺
「預貯金詐欺」は 「未払いの料金を今日中に払わなければ裁判になる」と焦らせて
ATMを操作させて被害者の口座から犯人の口座に送金させたりする詐欺だ
キャッシュカードを狙う詐欺には 他にも自治体や税務署の職員などと名乗り
医療費や給付金などの払い戻しがあるので キャッシュカードの確認や
取替の必要があるなどという口実で自宅を訪れ キャッシュカードをだまし取るケースもあり
そのやり方は実に巧妙のようだ
特殊詐欺の始まりのほとんどは 家庭の固定電話機にかかってくる一本の電話だ
その電話に出たことで 多くの人がだまされている
一般の家庭ならば 知らない人からの電話は出ないことだ
話してみて少しでも変だと思ったら 言わないだろうが
相手の電話番号を聞いて「忙しいから後でかけ直す」と応答するか
常に留守番電話にしておいて 相手を確認してから出るようにすることだ
冒頭の被害額はほんの一部かもしれない というのは
騙されたことにいまだに気づいていない高齢者もいるはずだからだ
最近 詐欺の手法や手口も巧妙化していて 「自分はだまされない」と思っている人ほど
騙されやすいのだそうだから注意が必要だ
そんなこともあってか 電話に出る時のトーンが暗く感じが悪いなどと
つい最近親戚に言われたことがある
そうもなるよな~やっぱり
自分ももうすぐ高齢者の仲間入りだし 電話は誰にでもかかってくる可能性があることを
頭に入れて ただでさえ少ない財産を大切に守っていこうと考えるこの頃だ
では、
エンジョイ! 平穏な日常生活
#預金詐欺#オレオレ詐欺#高齢者#要注意#特殊詐欺
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