日経新聞の最終面(文化面)に“私の履歴書”という欄がある 日経新聞が専門とする政治経済面よりも
真っ先に読む自分お気に入りのページだ 毎月様々な著名人が1ヶ月間 自身の生い立ちや
時代背景などについて語るというもので 自分には到底かなわない人たちばかりなのだが
実にためになるし おもしろい
6月は TOTO の元社長 木瀬照雄氏の私の履歴書で 1ヶ月間興味深く読んだ
そもそも TOTO株式会社とは 福岡県に本社を置く 衛生陶器をはじめとする住宅設備機器などの
製造販売を行うメーカーで 創業時の社名「東洋陶器」(とうようとうき Toyo Toki)の略だという
現在 日本国内のトイレ市場では6割のシェアを持つ会社だ
国内では現在 洗浄便座の普及率が8割に達していて 日本人にとってはもはや当たり前のものだが
欧米では文化の違いから普及が進まず 多くの人にとってまだまだなじみの薄いものらしい
最近のコロナ危機から 注目度は予想以上に大きくなりつつあり
これまでの世界18ヵ国に32の生産・販売拠点が 今後もその拡大が確実と期待されている企業だ
「うんこやに行けば」と友人に言われて入社したTOTOに『現場』と『正しい』を
自分の考え方の背骨にして 快適 清潔 経済性 などを考え
リモデル事業の提案に真正面から取り組んできた決意の人だ
日本の衛生技術に関する水準が世界的に注目されて高いのは こうした会社や経営者たちが
いたからこそと 改めて実感させられた
7月から主夫業2年目となる自分にとって 今日までいまひとつ力が入らなかったのが
トイレ掃除 であったが この記事を読んでだいぶ前向きになれそうな気がした
まさに単純そのものなのだが 今日の標題を考えるにあたってや
普段トイレ掃除をしていると時々頭をよぎるのが 2010年にヒットした植村花菜の楽曲
『トイレの神様』だ この件についてもやはり触れておきたい
ネットで調べると 彼女は4人兄姉の末っ子で 両親が小さい頃に離婚し
母親の女手ひとつで育てられたのだそうだが 母親に嫌われていると思い込み
わけあって 小学低学年のときから実家の隣に住んでいたおばあちゃんの家で
暮らすことになったのだそうだ 小さい頃から歌は大好きで
おばあちゃんから「トイレにはキレイな女神様がいるんやで
毎日キレイにしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで」と教えられ
せっせとトイレ掃除に精を出したという実話に基づく楽曲だそうだ
確かに面倒なトイレ掃除も 口ずさみながら手を動かすと
ちょっとだけ楽しくなるような気がするが 「せっかく掃除したのに なんもいいいことねえじゃん」
なんてトイレに八つ当たりしたくなることもしばしばだが
「いいことが起こってほしいいからトイレを掃除する」ではなく
「毎日綺麗なトイレを使いたい」「綺麗な状態を維持したい」
そんなポジティブな気持ちで日々トイレ掃除をしていきたいものだ
では、
エンジョイ! トイレ掃除
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