チキンな心

暮らしの中で

「チキン」(chicken)の意味は 主に3つ

1つ目は 生きているニワトリという意味で 2つ目は その肉のことで 鶏肉のこと

そして3つ目は 人に対して使う「チキン」の意味として 小心な臆病者や腰抜け

弱虫という意味がある

シニアにとって この3つ目が一番厄介で 情けない話だが 歳をとると

ちょっとしたことに驚いたり 臆病になったりしてしまうことがよくある

草むらでガサガサと音がすれば ヘビがでたかと思うし 散歩道の傍で何か物音がすれば

クマか猿か鹿かなどと身構えてしまうし おまけに家の中での物音はお化けかなどと

ついつい良からぬ恐怖心を抱いてしまう

また体力の衰えかも知れないが たかだか階段2段ぐらいの高いところから

飛び降りる勇気が持てないなど 行動にもチキンな行動がしばしばあらわれている

若い頃は ちょっとしたことにそれほど驚くことも後ずさることもなかったような気がする

反射神経も運動神経にも自信があり 何ら心配するほどのことがなかったのかもしれない

これとは反対に 子供たちや孫たちに言わせると “え~ そんなこと 思い切ってやっちゃうの~” 

みたいなところも時々あるようだ

だがこれも決して勇気があるからでも何でもない

危ない やばいなどを瞬間で察知できないまま 行動してしまっているせいなのだ

悲しいかな 個人差はあるものの 人間の体は 年齢を重ねるに従い 臓器や組織の機能は低下し

またそれによって行動を起こす際の反射神経や運動神経などにさまざまな影響や変化を及ぼす

またそれにつれて 臆病になり 慎重になり 気が付かないまま行動に現されるようで

チキンな心は身を守るために必要なものであるらしい

動きが鈍い 行動が遅いのは 歳のせいなんかじゃない

年齢を重ねることで良識が加わったからこその行動なのだと 開き直っていたいものだ

では、

エンジョイ! チキンな心とその行動

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