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暮らしの中で

この頃発表された経済統計で 日本における個人の金融資産は なんと2,115兆円だそうだ

日本の人口を約1億人として割れば 一人当たりのその金額は 2,115万円程になる

その数字を聞けば わが家は相変わらずの “とほほのほ・・・” だと改めて知る

金融資産のうち最も大きな割合を占めるのが

「現金・預金」で1,117兆円(52.8%)と過半数にあたる

その次に多いのが「保険・年金」の538兆円(25.4%)だ

これらに対し 最近顕著な残高となってきいるのが「株式」と「投資信託」らしい

株式(上場株式と非上場株式)は207兆円 投資信託は100兆円へと着実に増加している

その背景には 株価の上昇があるようだ

「株で損をした」「投資で損をした」という話をよく聞くことから

その運用には不安を感じるのも事実だ

「株で儲かった」というのは主に譲渡益を指す 会社が着実に収益を上げ

かつ 市場が成長していけば 株価が上昇していく可能性が高いといえる

したがって 良い銘柄を見極め 長期的に保有することで手堅く利益を得られる

投資信託というのは 複数の投資家からお金を集め

資産運用の専門家がまとめて株式や債券等で運用し

そこから得られた利益を投資家に還元する金融商品だ

今や株式も投資信託も 100円から購入できるものもたくさんある

ここのところずっとだが 通常の銀行などの定期預金の金利は0.002%しかなく

100万円を1年間預けても わずか20円ほどの利息しか受け取れない

という“超低金利の時代”が続いている

世の中では さまざまな国際情勢から ガソリンの高騰 食料品や日用品の高騰に加え

日本では なんといっても給料や年金さえも頭打ちの状況にあって 頭が痛いところだ

老人だから もう運用する現物がないなどといっている場合ではない

これからの道のりはこれまでの道のりよりも短いが

とにもかくにも 賢い運用を心がけなければその足元は危うい

では、

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