新学期が始まった
通勤の途中で 学校へ登校して行く多くの子供達の姿を見受ける
小学生・中学生の子供たちの楽しそうに登校している光景はとても輝かしい
今は集団登校で 6年生らしきお兄さんお姉さんを先頭に一番後ろから真新しいランドセルを
背負って歩いているピカピカの一年生達は たくさんの希望を胸に抱き
楽しそうに歩いている
そんな我が子を心配そうに 見えなくなるまで 見送っている おかあさんらしき
姿を見かけると 自分にもそんな時があったな と懐かしい気持ちになる
新しい友達 新しい先生との出会いの中で
きっと 人生のかけがえのない時間を過ごして行くのだろう
そんな事を思いながら 私も恩師達のことを思い浮かべた
もうすでに他界してしまった先生方もいる
小学校5 6年の担任だったF先生は 今でもたまに連絡をくれる
F先生は あの有名な新海誠さんが教え子だったことが判明し 私達同級生数人を
自宅に呼びつけDVD観賞会をした事があった
F先生は 新海誠さんの本名が新津誠さんだったこともあり
しばらくは自分の教え子だったことに気づかず 『君の名は』が莫大なヒットをしていても
特に興味なしでいたようだ
それがある日 別の教え子から “先生 新津誠が大変なことになっている”
と教えてもらい 事情を知ったようだ
それからのF先生は大忙し
新海さんの親と連絡をとり 新海さん本人には直接手紙を書き 数々のDVDやらファイルやら
色んなグッズを送ってもらったことを私たちに自慢したく DVD観賞会と名付けて
教え子たちを集合させたのだ
さすがに全部のDVDは見る事ができず 2本ほど見て 新海誠さんの幼少期の話を聞かされ
当時本人が書いたという文集を見せてもらい帰った
教師というのは教え子の作文やら文集はずっと保管してあるんだなぁ とつくづく感心
その時 先生は ”誠を家へ招待するからその時は みんなにも声を掛けるから また来いよ”
と確か言っていたはずだが 未だに声は掛からない
私にとっても 新海誠さんと恩師が同じ関係と言うことは自慢になるのかな
なにはともあれ 先生が元気でいてくれる事で 同級生ともたまに集まる事が
出来ることは嬉しい
何年も会っていなくても 普段は全く別の生活圏内にいるのに 会えばあの時の友達のまま
小学生時代の同級生と言うのは本当に不思議だと思うし大切な存在だ
我が孫1も4月から新中学生になった
希望を胸に ためらわずに 勇気を持って 一歩づつ前へ歩んで行ってほしい
そして これからたくさんの出会いをしていってほしい
F先生 これからも元気で
では、
エンジョイ!新入学生