シニアの覚悟

暮らしの中で

 「出生率なんと1.34 」これでは 少子高齢化は進む一方だ

医療技術の進歩により我々の世代も少し上の高齢者たちも健康は維持され 

平均寿命は世界的にもトップクラスだ 近頃 日本という国には子供や若者がいないのに

高齢化だけがどんどんと進んでいく 総務省の調査では 15歳未満の子どもの人口が

40年連続で減少しているという

今年の4月1日時点の15歳未満の子どもの人口は 2020年よりも19万人少ない1,493万人となり

子どもの人口は 1982年から40年連続で減少していて 今回が過去最少となっているらしい

また 日本の総人口に占める子どもの割合も 11.9%に低下しているのだそうだ

1982年(昭和57年)と言えば 63歳になったシニアである我々世代が働き盛りだった23歳頃と

重なることになるのだが 徐々に税金負担は増えたとはいえ 国の社会保障や財政自体は

当時も今も維持され 何ともなくはないが 社会生活は何とかなってしまっていることが

かえって心配だ 今後の高齢者を支える子供たち 孫たち それ以降の社会のことを思うと胸が痛い

実は 小さい頃から我々は 高齢者には優しく 政策も弱者とされる高齢者に対してはより手厚く

よりきめ細かな対応をとイメージを植え付けられてきた

しかし今はどうだ シニアになって自分でも気づいたが シニアである我々世代もそれよりも

もう少し上の年齢の方々も実はまだまだ元気で 国の政治の優しさに支えられて

毎日をなに不自由なく過ごさせてもらっているのが実情だ

これからの若者たちが 経済的負担も少なく 子供を産み育てやすい環境を一刻も早く

実現してやらなければ いずれは日本という国は高齢者ばかりの国になってしまう

のではないかと思えて仕方がない

今 すべての高齢者が満足しているわけではないのだろうが 高齢者に優しい政策が優先し支持され

そして実行されていることは確かだ

だが 本当にこの国の将来を考えるならば 高齢者に優しい政策と同じように

若者や将来の子供たちのための優遇施策が実行され 若者たちを支えてやっていかなければ

日本の国の将来はとても危うい

冗談のような話だが もしもどうしてもこの世界に戦争が起こってしまって 

徴兵をしなければならない時が来たら シニア以上の年寄りたちを徴兵すればいい

そもそも戦争すること自体がNGなのだから 無意味な戦争というものに貴重な若者を徴兵し

無駄死にさせる必要はない 子作り 子育てが終わり 人生の大抵のことを経験し終えたシニア

退職しゴルフや旅行 趣味三昧を5年くらいやらせた所で徴兵する むしろ自ら志願しようと思う

起きてしまった戦争について起こさざるを得なかった原因を話し合い それまでにお互いに

培ってきた知見をもとに仲間と考えてみたい 未開の土地にタダで連れて行ってもらえるし

同じ年代の仲間たちと酒を酌み交わし アナログでデジタル社会に取り残され 

若者たちに将来を託さざるを得なかった人生を反省し これから活躍するであろう若者たちの

将来について大いに語りたいものだ

今回は真面目に 日本の将来について考えてみた

戦争などはあってはならないのだが 若者たちの未来のためにシニアの我々も何か役に立ちたい

と考えている これは、偽りのない本心だ!

頑張れ 若者たち

では、

エンジョイ! 戦争のない 平和な世界

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