老後の不安に向き合う

暮らしの中で

 「いつかは、その日が来る」それは誰もがわかっていることなのだが

「近づかないとピンとこない」ってのが実感だ

いつまでも元気が続くかのように感じていても 今では還暦をとうに過ぎ

前期高齢者の仲間入りは もう半歩先だ

老後生活がすぐそこだとなると 不安がないわけではない

「お金」しかり「健康」しかり「生きがい」しかりだ

親というのは いくつになっても自分の子どものことは心配なものだが

気がつけば いつからかその扶養義務からは解放されている

今では 逆に老親の見守りが自分自身のライフワークだ

世に言う老年男性の平均健康寿命は72.68歳 平均寿命は 81.47歳だそうだ

となれば 自分の健康寿命はあと8年 平均寿命まではあと16年ということになる

他人の介助も受けずに裁量をもって活動できるのが8年ともなれば

突如頭に浮かぶのは「エッ、あと8年? 残りの人生はそんなに短いのか」ということだ

ならば 自分の今の義務を果たしつつ 元気な内にやっておかなければならないことも

自ずと見えてくるというものだ

「お金」がなければ好きなこともできないし 「生きがい」がなければ

精神的にも不安定になり病気になるだろうし

「健康」に問題が起こると介護などへとつながり

ひいては「お金」の心配も発生してくるというもの

この3大リスクは お互いに関連しあっているといっていいようだ

この三位一体のバランスのいい組み合わせが

老後の人生をバラ色に過ごすことに通じるはずなのだ

どう考えても すべてを自分の思い通りに

すべてを家族のためだけに尽くすことは不可能に思える

ならば 譲るべきは譲り 任せるべきは周りにも任せながら

お互いが折り合って生きていくことこそが 最良の道なのかも

自分にも人にも優しく がむしゃらに走って止まることを繰り返すより

マイペースでも止まらずに走り続けるほうが 無理がないはず

そんな人生を歩んでいきたい

では、

エンジョイ! 老後生活

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