PCなんていらね~では済まされない

暮らしの中で

信じられないかもしれないが 60代の我々の世代が 若手としてバリバリ働いていた時代は

PCなどはろくに普及していないような時代だった 

とにかく報告書や申請書はすべて手書きで その人が書く字そのもので能力や

やる気までも評価されていた

文章に使う漢字や言い回しも大事で 誤字や脱字については 先輩方から厳しくチェックされ

上役から赤ペンで添削されるようなことさえあった

その後 社内にはワープロが置かれ それを皆が共有で使うような時代になったと思ったら

次にはPCが登場することとなり 当時の我々はなんとか使いこなせるようになろう

操作を覚えて人並みにと必死に頑張った

仕事はいつも絶え間なく 解決しなければならない案件はずっと山積みだったし

普段の仕事に加えて さらに慣れないPCでのローマ字入力で書類作成 一字一句丁寧に

打ち込んでいくのだから結構大変だった

自分らの若い頃はパソコンなんてなかった世代だったんだぞなんて言ったところで

今では何も通用しない

概ねだが 今の40歳あたりからは 新人のころからPCがあったと言うし

30代なら大学の授業でもPC操作の授業があったと言うことのようだ

さらにそれ以下の高・中・小学生や幼児に至るまで もはやPCなんて普段からあるのが

当たり前で 身近にないなんてことは到底考えも及ばないはずだ

こんな経緯から 年齢が上がるにつれて PCやITというものに疎くなるというのは

当たり前のことかもしれない

日本人のITを活用した問題解決能力は 25~44歳の間では平均をそれなりに上回っているが

50歳を超えると差が縮まり始め 60歳以上では平均値を下回るのだそうだ

つまり諸外国と比較すると日本では 高齢者のITスキル低下が特に目立つということのようだ

おおよそ歳を経るほど「必要性を感じない」などという人がいるのだが 

突き詰めていくと段々に「使い方が分からない」が増えていく つまり現状のシニア層のうち

情報機器を使っていない人においては 若い人たちほど利便性を知らず 

年上の人ほど使いたい・興味関心があるけれど分からないので使えないとする人たちが

多いことになる

こうした時代を生きてきた我々シニアなので どうしても面倒くさいことをしてまで

知りたくない人も確かにいたし 一方で 若い世代に今更聞くのも恥ずかしいという

感じもあったようだ

今や PCもITも学ぼうと思えば その環境はいくらも整っている

シニアだから それほどまでして覚えなくても などと諦めずに

そして学ぶと言うことを面倒くさがらずに 挑戦をしていこう

まだまだ元気で 若い世代と共存していくために

では、

エンジョイ! PC  IoT

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