パラドックス

暮らしの中で

辞書によれば 「パラドックス」とは 正しく見える前提や論理から

納得しがたい結論に行きついてしまう問題のことだとある

日本語では「逆説」などと呼ばれる

今は そうではないかも知れないが

その昔 銀行などでは 預金をしてくれる人こそが 良いお客さまで

利息をつけてお預かりするとともに 

預けていただいた際には タオルやら粗品までつけて お礼をするといった具合だった

一方で お金を借りる人にはどうだったか と言えば

担保はあるのかどうかとか 年収はどうか 本当に返済してくれるのかどうかなど

何せ 貸す側が人物を値踏みし 無論粗品などは一切出さない

いわゆるマウントの姿勢で対応していたような気がする

だが 実際はどうかといえば 貸したお金は利息をつけて返済されるし

その借りてもらった銀行側が得た利息は 行員らの給料となっていた

さらに言えば 借りた人からは心からのお礼を言われ

貸す側は 借入れる人に優越感を抱きつつ

感謝されているなどと勘違いをしつつ 気分よく仕事をしていたのではないか

これをパラドックスと言わないで 何というのだろう

そんなことが 日常にはよくある 

自分もこの年まで やっぱり 昔がそうだから 

皆んながそうしているから に こだわってきてしまった気がする

物事の本質というものを もう一度じっくり考え直すことが大事だ

価値観が変わると すべてが変わる

マイノリティな意見 慣例も 今だからこそ 考えることにしたい

では、

エンジョイ  パラドックス

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