農業に未来を

暮らしの中で

報道によれば この年末に来て 牛乳などの原料となる生乳がかつてない規模で余り

大量に廃棄される懸念が出ているという

全国的な酪農経営の規模拡大などで生乳生産量が増える一方

ホテルや土産物向けをはじめとする牛乳や乳製品の需要が新型コロナウイルスの影響で

減少したことなどから 原料の生乳がかつてない規模で余っていて

農林水産省によると 学校給食での牛乳の消費が落ち込むこの年末年始には

およそ5000トンの生乳が廃棄される懸念が出ているらしい

そこで この年末年始に牛乳や乳製品の消費促進について

岸田総理や金子農相などが異例の呼びかけを行っている

今年から農業関連の仕事に就いた関係からか 農業に関し色々な矛盾やら問題点が

目につくようになってきた

農業や食料問題というのは どこの国にとっても重要な問題で

わが国などは 特に食糧自給率の低さが際立っている

かつてのこの山里も ほとんどの家庭が農家だったのだが

その生産性の低さと3K(キツい・汚い・危険)から 今では農業を専業とする家を

近くで見つけることはできない

零細農家がどんなに頑張ってみても光明は見えてこなかったのだ

そこで今度は残った少数の農家に対しては その大規模化を推奨し

機械設備を増強して生産を大幅に増やすようにと補助金政策をどんどんと進めてきた

あげくは そうしなければ補助金を出さないなどと言って 増産を指導してきた

だがその矢先に今度は「乳は搾るな」「米は作るな」と要請してくる

まさに「2階に上げて、はしごを外す」とはこのことだ

農業従事者や後継者の不足 荒廃農地の増加をこれ以上拡大させないためにも

国をあげての抜本的な政策が必要なのではないかと感じている 

補助金をもらったり 税制の優遇措置を受けたりすることで成立する農業は本来の姿ではない

大地を耕し 農産物を育て 消費者のニーズに沿ったその恵を世に送り出していく農業が

本来の姿だと思う

この山里に そして農業にどうか 明るい未来が開けてくることを切に願っている

では、

エンジョイ! 農業の未来

#農業#酪農経営#農業の未来#生乳生産量#専用農家

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