今日(12月15日)は年金支給日

暮らしの中で

歳をとるにつれて増えてくる話題といえば 何といっても病気自慢にくすり自慢

中には親しい知人の安否確認ならぬ生き死にの話題まで上ってくる

また これからの切実な暮らしを考えながらの年金の話題は特に外せない

現役の頃は 年金などはまだまだ遠い先の話だし 現実味がまるでなかった

と言うのが本当のところだが 近頃ではこの話題が出ると皆なが真剣そのものだ

63歳で働き方がガラりと変わり 今は厚生年金保険からわずかばかりの

特別支給の老齢厚生年金を 毎回偶数月の15日に受け取っている

これが65歳になると今まで受け取っていた年金に代わり 

新たに老齢基礎年金と老齢厚生年金を受け取ることになるわけだが

来年(2022年)4月から 年金大改正がある

今回の注目すべき点は「人生100年時代」を見据えて長生きを前提とした

年金制度に大きくシフトすることだ

今回の改正で特に注目されているのが 受給開始時期の選択肢の拡大と

それに伴う年金の増額率だ

現在のところ 年金の受給開始年齢は 原則65歳

ただし希望すれば 60歳から70歳までの間で受給開始時期を選べるしくみがあるのだが

改正後は受給開始時期の上限が5年引き上げられ 75歳まで選択が可能となる

制度が変わることで2022年4月1日以降に70歳になる人で 

まだ年金請求をしていない人は 75歳までの繰り下げ受給を選ぶことができるようになると言う

年金を66歳以降にもらい始めることを「繰り下げ受給」と呼び

ひと月あたり繰り下げると 0.7%の年金が増額される

こうして 上限の75歳まで年金受給開始年齢を繰り下げると

年金額が自動的に何と84%も増えることになる

かつては 60歳定年で年金生活に入る道が一般的だったが

年金暮らしだけでは生活がままならない現代 「生涯現役」を目指す人たちも増えている

そのため年金に頼らないシニアライフを送り 

年金受給を繰り下げる選択も増えているようだ

だが少々考えておきたいことがある

厚労省が発表している男性の平均寿命は81.64歳、女性87.74歳

その一方で 最近の国民生活基礎調査から算出された 健康寿命は

男性72.4歳. 女性74.91歳だそうで 平均寿命に比べて健康寿命は意外と短い

元気なうちはいいが その後ボケたり 寝たきりとなり亡くなるまでの時間が相当に長いようだ

元気で何でもできる時間は思ったより長くない

人それぞれで考えは違うのだろうが 自分としては年金は元気なうちにもらうことにして

健康寿命をアクテイブに過ごしたい

年金保険料を自分なりに負担してきたとはいえ 

これからの年金を支えてくれる若者たちに感謝しつつ

ピンピンコロリとなるように健康に留意しつつ過ごしていきたいものだ

では、

エンジョイ! 健康寿命 

#年金受給#健康寿命#ぴんころ地蔵

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