現役を終えてからというもの
それまでの妻に代わって 家事全般を担ってから 早3年が経過している
自分としても それなりにだが 「一家の主夫としての役割を十分に果たせているはずだ」
などと勘違いしながら 日々を過ごしている
先日の新聞に 自分と同じ頃 同じ様に
主夫業に身を置くようになった同輩のことが記事になっていた
![](https://enjoyhiroyumilife.com/wp-content/uploads/2023/08/pitbull-ge409ae5c3_1280-800x600.jpg)
その同輩 つい自分の奥さまに言わなくてもいい本音を
なんの気もなしに 言ってしまったようだ
主夫業の大変さがわかりはじめた矢先のその同輩
「妻の洗濯物の下着を毎日たたむ夫なんて 世界中でオレだけだろうな」って
すると奥さま「はあ~? あなたの分、ずっと私がたたんできましたけど」と即座にキレられ
このことでなんだか思わぬ事態に進展してしまったらしい
共働きなのに 夫がうわべだけの家事や育児をしていても
世間では「ダンナさん偉いわね もっと感謝しないと」と言われ続けてきたことが
その奥さまにとっては 過去に一番のストレスとなっていたようだ
かつて 仕事に加えて家事 育児 介護は女性が担うもの
そんな無意識の思い込み(偏見)のことを
「アンコンシャス・バイアス」と言うのだそうだが
妻にとっては その世間の物言いをグッと飲み込み
ワンオペ育児と家事を黙々と実践してきただけに 何よりの屈辱であったに相違ない
その修羅場が その後の夫婦にどういった展開になったかは定かではない
![](https://enjoyhiroyumilife.com/wp-content/uploads/2023/08/flower-g887fa1848_640.jpg)
だが 今の自分に置き換えてみると 家事の大変さとともに
世間の風潮に乗っかった過去の自分の中での思い込みや行動に つくづく反省しきりだ
手をかけた料理の数々がものの数分で完食されることや 気づかれない家事全般
一家の大黒柱を気取り それを当たり前の顔をして 家事を見過ごしてきた過去の自分
さらには最近まで それはそれは長い間続けてきたであろう
妻のワンオペ育児やら家事の大変さと
自分の今の“なんちゃって主夫”を見比べた時
その重みは比べようがない
過去は今さら取り戻せないが 当時の主婦業の大変さに想いを馳せて感謝する
そんな今時の主夫でありたい
でも「たまにはちょっと主夫のことも褒めてね!」・・・っと
では、
エンジョイ! 今時の主夫
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