まだまだ知らない自分

暮らしの中で

今年もついに いつもの厳しい夏がやってきた

その暑さも何のその 負けじと毎日続ける散歩道には

木槿(むくげ)の花が誇らしげに咲き

夏のひまわりも ギラギラとする太陽に向かって直立不動で一斉に咲いている

飛行機雲も やはり夏ならではの光景だ

つい最近までは 歩く道々 ひなたを見つけては歩いていたはずなのに

今は少しでも涼しい日陰を求めて歩く自分がいる

今朝の新聞に 熱中症の搬送者は65歳以上が大半などの記事が踊っている

まだまだなどと自分では思っていても 着実に齢を重ね

世間からは高齢者の烙印が押されているのだな と少々がっかりもしている

最近になって 子育てはもちろんだが 仕事もひと段落がつき

ようやく自分のことを構う余裕ができてきて

自分らしさというものについて 考える時間ができてきたように感じている

シニア層の我々にとっての「自分らしさ」とは

これまでの自分を壊したり

手放したりして「まだ知らない自分」を見つけて

面白がっていくことなのではないか などと思っている

この頃だが 今まで自分には絶対にできなかったヒゲを生やしてみた

好評なのかどうかは別にして

「えっ、どうした?」だとか「おっ、いいじゃん!」

などと注目を集めることで ちょっと悦に入っている

おん年66歳 人生はまだまだこれからだ

では、

エンジョイ まだまだ知らない自分

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