熊野神社

暮らしの中で

山里には珍しい熊野神社が我が家のすぐ近くにある この神社には 明治時代に植えられて

大きく成長しすぎてしまった御神木があった

このところ 全国のどこかしらで起きているような大雨災害がひとたび生じれば

ここの御神木も倒壊の危険と家屋への被害があるとのことから

区民の総意によりこのほど伐採が行われた

そのついでにと鳥居も新しくすることになったのだが この鳥居の掛け札?に“熊野神社”と

したためてほしいと依頼されたのが なんとブロガーのYさんだ

抜擢された翌日からそのプレッシャーで押しつぶされそうになりながらも “え~い”とばかりに

書き上げたのが次の写真だ

ひっそりと佇むこの神社は 普段はお宮と呼ばれ 幼い頃の我々の格好の遊び場だった

御神木の伐採とでもならなければ この先もずっと検索することもなかっただろうが

ネットにはその存在や由緒といったものがきちんと掲載されているのにはびっくりした

⚫︎熊野社(長野県神社庁)

・所在地   佐久市春日新田

・本社祭神名 伊弉冉命(いざなぎのみこと)

・旧社格   無格社 明治6年4月

・由緒不詳

・昭和21年  法人令により届出

・明治初年  境内地民有地となる。

・本神社氏子の産土神は本村春日

・諏訪社合殿なれど 新田村開発の祖 紀州熊野に詣で 神札を受け 祭る 部落民挙(こぞ)

 って祭事を行う

・例祭日は  9月18日   とある

 

祭られている神様は イザナギまたはイザナキ(伊邪那岐/伊弉諾/伊耶那岐)といい

日本神話に登場する男の神様だそうだ

『古事記』では伊邪那岐神 伊邪那岐命 『日本書紀』では 伊弉諾神と表記される

また 女の神様のイザナミ(伊邪那美、伊弉冉、伊耶那美、伊弉弥)の夫だそうだ

無格社とは 法的に認められた神社の中で村社に至らない神社のことであり

正式な社格ではないのだそうで 由緒は不詳とあるが 出来たのが明治6年だとすれば

それは1873年のことで、今から148年前にあたる

 

山里にある神社の鳥居の掛け札に 筆を使って「え~い」とばかりに書いたようだが

それほど歴史のあることで 後世までも残るなどとは思いもしないで書き上げたことが

ブロガーYには ちょっと気がかりのようだ 

せめてこれからはお参りだけでもと 心を新たにしていたブロガーYだった

では、

エンジョイ! 心をこめて神社参拝

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