高齢医療の専門家で作家の和田秀樹氏は
70歳以降は幸せを感じながら生きる「幸齢者」となることを推奨している
人は 70代にもなれば 以前ならできていたことが次第にできなくなっていくものだ
そのことを思い知らされるような体験をすると
ついつい腹立たしくなったり 悲しい気持ちになったりする
それは至極当然のことかもしれない
とはいえ 実は 70代でもかなりのことがまだまだできる
だから「できないこと」はもはやできなくなったのだ と受け入れつつも
まだ残っている「できること」 つまり残存機能を 今後も維持したり
今の自分に何ができるのかについて じっくりと見つめ直したりすることが大切だ
これが 「幸齢者」を目指した賢明な生き方なのだ と語っている
若い頃に比べれば 誰しも経験値は格段に上がっているが
年齢とともに手放さなくてはならない知力も体力も多くなってきている
その昔 ああはなりたくないかな などと思っていた先輩方の姿が
実は これから自分たちが迎える未来 であることを
ようやく実感として感じられるようになった
人のことは気にせず 自分にできることを できるだけ
その精神で 普段通りの生活を送っていくこと
それが これから目指す「幸齢者」となるための近道なのかもしれない
では、
エンジョイ 高齢者からの幸齢者
