現役生活を終えてからというもの 世に言う“晴耕雨読”をかっこよくやっていたい・・
な~んて思っていたが 現実はなかなかそうはうまくいかない
主夫業の手抜きがなんとなく分かりかけてきた今日この頃だが よくしたもので
最近の山里には春の訪れとともに雑草たちがその勢いを増し
今はその草取りに追われる毎日だ(ふ~っ 世の中うまくできている)
それでも 合間をぬっての読書はやっぱり至福の時間で
何度かブログでも本の紹介をさせてもらっているが 今回も一冊紹介したい
それは アメリカの自己啓発作家ジェリー・ミンチントンが書いた
20年前のベストセラー“心の持ち方”という本だ
本来 自己啓発本のような本はあまり読まないのだが(現役時代には仕方なく読んでいたが・・・?)
今回はこの本 なぜか標題にひかれて手に取った
私たちが暮らしている社会は 非難好きな社会だ
たとえば何か良くないことが起こると すぐに「犯人」を突き止め 「あの人がやった」と非難する
そして決まって 「育て方が悪い」「教え方が悪い」と言って親や教師
周囲の大人に責任をなすりつける傾向がある
・・・世間と同じ行動パターンで人を非難することはすぐにやめよう・・・
私たちの行動パターンがどのようにして出来上がったのかというと その大部分は子供の頃に受けた
親や教師による教育の結果だと言える
ほとんどの人は控えめで恥ずかしがり屋なので 自分の才能や技術を周囲の人に知らせようとしない
「何かが得意でも自慢せずに謙虚になりなさい」としつけられて育っているからだ
「自慢話が好きな人は嫌われる」と教えられた人も多いことだろう
中には 自分の能力について話そうとせず 誰かが代わりに言ってくれることを期待している人もいる
しかし 誰もそんなことをしてくれないので 結局 がっかりすることが多い
・・・社会に役立つ才能や技術は恥ずかしがらずに、自信を持って自ら伝えよう・・・
それから 多くの人が「人生は苦しいものだ」と教えられて育っている
もし人生が安楽なら申し訳なく思い 人生を苦しくするために
努力すべきだなどと考えてしまうことも
一般に私たちは「人生は苦しいものだ」という考え方を不幸な人たちから教わってきた
確かに人生には困難な時期もあるが 生涯にわたってずっとそういう状態が続くわけではない
人生というのは、その大部分を自分が作るものだ
それゆえに心の持ち方を変えて「人生は楽しいものだ」と考えるならばどうだろうか
今は楽しくなくても きっと人生を楽しくするために努力をするはずだし
どんな障害に出くわしてもそれを乗り越える方法を見つけ出すために頑張るだろう
・・・ネガティヴな考え方を捨て希望に向かって生きよう・・・
親や教師 多くの先人達から教わり それが一般的で正しいと考えていたことも
必ずしも正しいとは限らないのだと思えるようになったのがこの本だ
以上が私が読んだこの本“心の持ち方”の感想だが これも全てが真実ではない
何かの考えるヒントや参考になればそれだけでうれしい
人間にとって一番大事なのは 「今」と「これから」だ 心して歩んでいきたい
心の持ち方 で人生は変わる
では、
エンジョイ! 自分自身の人生