故人に思いを寄せる

暮らしの中で

人の生き死には 世の常だなどと言われていても

自分の身の周りで親族や親しくお付き合いをさせていただいた方々などが

突然亡くなるなどの場面に出くわすと とてつもない喪失感を味わう

今日また そうしたひとりが 自分たちの前から突然いなくなった

常に明るく そして周りをいつも気遣い

自分より 誰よりも他人を思いやれる人だった

古事に曰く「人生」とは つかのまの夢のようなもので

どこから来てどこに行くのかさえもわからない

いつの日か 気がついたらこの世に生まれていて 生活を続けている

やがて もっと生きていたいなどと思っていても

いつの日かあの世に戻る時を迎えるのだという

人はいつかは死ぬのになぜ一生懸命に生きようとするのかなどと言う人もいるが

人として生と死という宿命の中に生きている限りは

その生を目一杯に生きなければならない

突然故人となったその方も おそらくその生を目一杯に生きたのだろうと思う

旅立ちにより この世に残された身内や 私たち自身は 

その方の思い出を抱きつつ

繋がれた命やご恩というものを 何より大事にしながら

これからの日々を送りたいと思っている

合掌

では、

エンジョイ 人生

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