キレる高齢者

暮らしの中で

豊富な知識と経験を持ちながら 皆んなから尊敬される存在だった高齢者

ところが最近は「突然怒り出す」「暴力を振るう」「理不尽な要求をする」

といった迷惑な老人が増えているという

高齢化が進む中 暴走する高齢者は社会の重荷となりかねない

果たして自分は大丈夫かなどと考えてしまう今日この頃だ

最近 世の中では お客様対応については事細かくマニュアルというものが設けられていて

お客様とのトラブル回避にはどこの企業も必死のようだ

「おめえみてえな下っ端じゃ話にならねえ もっと上の責任者を出せ」と

言い出す場面は昔も今も見かけることがあるし 実際そうした経験も何度かしてきた

気がつけば 最近は確かに身の回りでも 頑固で不機嫌なお年寄りを見掛けることが

多くなっている気がする 店員にいちゃもんをつける

人の言うことを聞かず 自分の主張ばかりを声高に叫ぶ――

そんなイメージばかりが増幅し 高齢者害悪論がはびこるが はたして

自分をはじめ高齢者は本当に若年層よりも「キレやすい」のだろうかなどと 自問自答する日々だ

ずいぶん前のブログで「LOH(加齢男性生線機能低下)症候群」について

書いたことを思い出した 男性ホルモンの減少から 定年退職したり

コロナ禍で人に会う機会が少なくなった時にテストステロンという

社会性ホルモンが減少することから起こる男性更年期障害は 気分が沈み

やる気が起きないといった状態に陥るというものだったが 今回とは全く正反対のケースだ

通り一辺のそしてマニュアル通りのおざなりな対応は

かつて人と人との関係を一番に重んじてきた年代の老人たちを

ずいぶんとイラッとさせるのかもしれない

アナログでずっと生きてきた年代にとって デジタルを駆使し今を生きる若者に

少々の羨ましさを感じてしまっているのも一因なのかもしれない

“共存共栄” お互いの年代がそれぞれに生きる またそれぞれが生きてきた時代を

リスペクトしつつ これからも手を携えて快適に暮らしていきたいものだ

では、

エンジョイ! 穏やかな生活

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