決めつけ社会と不寛容な社会

暮らしの中で

誰が発信したかもわからない不確かな情報でも

時に それがあたかも信憑性のある情報かのように拡散し

結果 何の罪もない人を傷つけてしまうことが最近ではよくあるようだ

素性のわからない人の発言などというものを

SNS上では 多くの人が 額面通り信じてしまっているという事実は 由々しき事態だ

自分に都合のいい真実ならまだしも まったく関係性もなく

まったくよそで起きた事案に 関係者の如く入り込んでくる

その真実も その意図も ぜんぜん知らないまま

当事者を無意識に しかも完膚なく叩き潰してしまう

しかも恐ろしいのはその攻撃が 集団で だ

そんなことは絶対許されるべきではないし 許してはいけない

同時に今 不寛容な社会という そんな時代もやってきている

未成年でありながら飲酒や喫煙をしてしまった 

ついつい 車でスピードを出し過ぎてしまった

一旦停止を怠ってしまったりする 交通ルールの違反などは よくあることだ

だが 最近では一度その過ちを犯してしまえば

その重荷を 一生背負っていかなければならない社会になろうとしている

いわゆる 不寛容な社会 だ

残念ながら 無意識で 規範意識が薄く

若かりし頃に起こしてしまった過ちも ずっと許されないとしたら

それは息苦しくて とてもやりきれない

幼い頃 若かりし頃 あんなこともあったね 大人になったね

でも 今はすごく立派になったね と言っては 

讃えられ合える社会が 一番いいはずなのに

なぜか息苦しくて残念でならない

では、

エンジョイ 決めつけない社会 寛容な社会

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