今日は 敬老の日 この敬老の日に年齢的な決まりはないそうだが
世界保健機関(WHO)の定義では65歳以上を高齢者としており
老人福祉法でも 65歳以上を高齢者の目安としていることが多いようだ
敬老の日の過ごし方も 今と昔では全然といっていいくらいに変わってきている
昔は 祖父母や親元をわざわざ訪れ
一緒に食事をしたり 祝い品を渡すというのが一般的だったような気がするし
現に この山里でも 70歳以上にはなるが 対象者を公民館に招待し
お寿司やお酒 おつまみを用意し 敬老者のおもてなしをしたものだ

自分もそれが敬老者への当たり前の儀式であると考えていて
コロナ禍でここのところ中断していたとはいうものの
区長となった去年は 5年ぶりにその敬老会を再開した
だが今年は また逆戻り?
対象世帯に赤飯とお祝いの紅白饅頭を袋に詰めて 役員が家族の下へ持ってきただけだ
しかも 敬老者を祝う言葉もなく
ただのデリバリーのように 淡々と言われた仕事を果たすが如くだった
少子高齢化により 次第に昔ながらの行事は減っていく
そして近所付き合いや 助け合いや声の掛け合いすらも減っていく現状に
ちょっと寂しさを覚えずにはいられない

日常生活で困ったら 市役所や 警察 消防に 何のためらいもなく淡々と事がすまされていく
それが山里の未来なのか
限界集落に 希望の灯りはないものなのかと ますます失望させられる そんな日となった
では、
エンジョイ 自分だけの敬老会