カスハラ

日本という国は　昔からお客様は神様です　などと言っては

顧客対応やそのサービスに　本当に真摯に取り組んできた

そのきめ細かさたるやは　世界に誇れるものだ

一方で　客側のその増長したサービスの欲求は　止まるところを知らず

近頃では　カスタマーズハラスメント　

いわゆるカスハラという現象として　社会問題化してきている

昔　よく役場などで　大きな声で窓口担当の職員さんを叱責している場面を見ることがあった

ホテルや旅館でも　やはりフロントで大きな声をあげたり

場合によっては　責任者や仲井さんを呼びつけて　挙げ句は　土下座を強要したり

見返りに部屋のグレードアップやその他のサービスを要求したりと

年々その激しさが増しているらしい

これらの過度なカスハラに対する対抗手段として

受け入れ側にも　ご遠慮願う　拒否することができる　という法律が近頃整備されたらしい

毎日の仕事にストレスを抱え　なけなしのお金を貯め

その憂さ晴らしにと旅行に出かけることもあるだろうし

国が違えば文化や生活様式が異なることもあるだろう

その高揚感やら開放感などもカスハラに拍車をかけることもあるのだろうか

現に　われわれ世代も　年齢もそうだが

日頃のIT知識の未熟さなども手伝ってか

その対応についつい怒りっぽくなってしまうこともないではない

それでも　双方のそれぞれの立場を理解しつつ

古来の日本らしい心遣いや何気ないおもてなしが　ずっと続いてくれる事を願っている

では、

エンジョイ　心の交流　おもてなし