人生について考える

暮らしの中で

彫刻家で画家 歌人で詩人の高村光太郎の詩集「道程」の中に

『僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる』という一節がある

自分が進もうとしている人生の道には 目的地とする具体的なものは見えていない

だが 自分が進んできた後には 新しく自ら開拓してきた道が出来ている 

という意味だ ぼんくらな自分には 

いつになっても到達し難い深い意味が込められているんだなあとつくづく感心する

昔から 人生は旅に例えられることも多い

人生も旅も一ヶ所に立ち止まってはいけないし 立ち止まることは出来ない

人生と言う旅は 日帰り旅行や短期の宿泊旅行のようなものではないということだ

一時的に一ヶ所に短期間留まることはあっても

いずれまた新たな目的地に向けて旅を続けなければならないもので

気に入った場所に留まってそこに住み着いてしまっては 旅はそこで終わってしまう

そう考えれば 人生も同じで 時間は止まらないから一ヶ所に留まることは出来ない

嫌でも翌日に 翌月に 翌年に向かって進まなければならない

それが旅と人生が同じということの所以だ

人生と言う長い旅路は 歩き疲れた脚を引きずりながらでも

最後まで行かねばならぬ道である

この世に生を受けた以上は 決して途中で投げ出してはいけないのだ とも

一歩一歩前へ進む それも「自分のペース」で 

長い人生 この心構えを維持することはとても大切なことだ

自分の人生と 他の誰かの人生と比べることは なんの意味もない

自分のペースで歩き そして自分の目的地へと向かうことが大事であることを 改めて知る

では、

エンジョイ! 人生 & 旅

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