年齢とともに 山里に暮らす良さというものを実感しつつあるものの
一方で「都会と田舎の生活格差」や「限界集落」への心配などが
いつも頭の片隅を離れない
そんなこともあってか 最近 藻谷浩介氏の「里山資本主義」と言う本にハマっている
この作家とは 偶然 仕事の関係でお行き合いし 講演も聴いたことがある
失礼だが 当時は その趣旨があまり理解できずにいたが 今ではなるほどと
かなりの共感を持って その本を読ませてもらっている
元々地域振興の分野で精力的に研究や著作 講演を行なっている作家で
とかく卑屈になりがちなこの地のような山里暮らしを前向きに捉え
常にその良さを世間に発信してくれている
「里山資本主義」とは お金だけに依存するのではなく
地域にあるお金に換算できない資源に付加価値を与えて事業を行なったり
自給自足を取り入れたり 地域コミュニティーを形成することによって
持続可能な社会を作ろうという新しい資本主義のカタチだ
確かに 山里の道を少し歩けば お金などをかけずとも
薪などを集めるのは造作もないことだし それを燃料として暖をとることもできれば
ごはんや料理の煮炊きだってできるというものだ
近年の自然災害や 最近の燃料をはじめとする諸物価の高騰を思うと
「無料の資源」「自給自足」「地域コミュニティー」などのキーワードが次々と思い浮かぶ
そうなると 今や 時代の先端は都会ではなく、この山里なのかも?
では、
エンジョイ! 山里暮らし
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