今や無用! 男の子用 女の子用

暮らしの中で

今では 誰もが知っている用語「SDGs」(持続可能な開発目標)その目標の中に

「ジェンダー平等を実現しよう」という項目がある

「男性はこうあるべき 女性はこうあるべき するべき」と

みんなが無意識に決めつけている女性と男性の違いを取り除き

性別に関係なく皆が平等で 様々な意見を尊重していこうというものだ

近年 恐竜の柄は男の子用の服 花柄は女の子用の服

こうした「常識?」を覆す取り組みをイギリスの大手デパートが始め

多くの人に好意的に受け止められているのだそうだ

われわれ世代も その昔 男は男らしく 女は女らしくを教育され

それを当たり前のように受け止めて育ってきた

これに関し 最近の新聞でこんな記事を目にした

ある場所に 幼い子どもたちを集めて 大人を介さずに 男の子用

女の子用のおもちゃを部屋にたくさん集めて自由に遊ばせたところ

予想通りに 最初は やはり女の子は女の子用のおもちゃに 

男の子は男の子用のおもちゃに殺到したらしいが 

いつからか男女に関係なく好きなおもちゃで遊ぶ子供達が増えてきたというのだ

男の子がバービーちゃん人形を持ち 女の子が働く車などを持ち

好きなおもちゃで自由に遊びだしたというのだ

今でこそ なるほどなと思えるのだが ちょっと前までは 自分の娘や孫娘が『男の子用』と

書かれた服を買いたいと思うことを恥ずかしいと感じていたこともあったし

子どもは大人の思い通りには育たない 出来るだけ伸び伸び育てたいなどと言っているくせに

多様化が進んだ現代でも 親やジジババの希望や思い込みで子どもの希望を無視して

遊ぶおもちゃをあてがってしまっていたのも事実だ

男の子がお人形遊びやおままごとをしたっていいし ピンクの服を着て楽しんでもいい

女の子が仮面ライダーやトミカで遊ぶことを楽しんでもいい

先入観だとか常識だとかというものを あまりにも大人たちが

押し付けてきてしまったのではないかと反省している

今も昔も 周囲からの前時代的な育児観の押し付けに悩んでいた人は多かったはずだと

改めて思うことも 最近よくある

男女の違いには カラダのつくりのほかに 社会的・文化的な役割の違いも

感じないでもない

男らしく 女らしくをすべて取っ払ったこれからが どんな世の中になるかはわからないが

決して不都合な世界にはならないはず 開かれた 平等で 

誰ひとり取り残さない希望の持てる世界がやってくることを願いたい

では、

エンジョイ!ジェンダー平等な世界 

コメント

タイトルとURLをコピーしました