方言なんてねえずら ぱーと3

楽しいこと

コロナ禍での往来制限が 人と人や文化の交流などを遮断する一方で 田舎という狭い地域では

昔ながらの方言でのやりとりが その存在感を大きく増している

いつしか“方言なんてねえずら”  も ”これって方言だずか?”  

“方言なんてあってあたりめえずら” に変わってきているようだ

 ・・・今日も、方言がいっぺあるから おいだれよく聞けや・・・

⚫︎いっぺ   ・・・ いっぱい

⚫︎おいだれ  ・・・ 君たち

⚫︎おいと   ・・・ 君と

⚫︎われだち  ・・・ おまえたち

⚫︎えんでく  ・・・ 歩いて行く

⚫︎しゃる   ・・・ 下がる

⚫︎お(ん)ぼさ・・・ 膝

⚫︎おとげ   ・・・ あご

⚫︎ももかいい ・・・ かゆい

⚫︎すくなむ  ・・・ しゃがむ

⚫︎だれさ   ・・・ いいえ

⚫︎ももかす  ・・・ くすぐる

⚫︎さで    ・・・ 落ちた枯葉

⚫︎うわっか  ・・・ 上の表面

⚫︎ねそべる  ・・・ 横になって休む

⚫︎めためた  ・・・ どんどん

⚫︎まっくろけえして・・・ 夢中になって

⚫︎しゃらっつねえから べちょかいてるじゃねえか おやげねえ

 ・・・ ずうずうしいから 泣いているじゃないか かわいそうに

⚫︎われだち すんなとこで そベーてねーで はーく とんでけや

 ・・・ 君たち そんなところで ふざけていないで 早く 走って行け

⚫︎ちゅっくれにして へえ よさず

 ・・・そのくらいにして もう やめよう

山里から職場に通っていた毎日は 仕事上 外部とのつながりや接触が避けられないために

標準語で話す事が必須であった と言うか まさに方言なんてねえずらだったのだ

でも最近の日常はどうか 気がつけば 周りは年配者か

気遣いのいらない同年代のシニアや中高年者ばかり

標準語で話そうが 方言を使って話そうが 一切お構いなしだ

かつては その方言に気づいては 仲間と笑い合っていたものが

今では自分自身が立派な方言伝道者になっている

そんなこんなの繰り返しで歴史は引き継がれていくのかもしれない

小さなコミュニティーの中(山里)で暮らすということは お互いを信じて助け合い

お互いをわかりあって生きて行くということだと 改めて納得し

これからも方言文化は “でえじにしていかずよ”(大事にしていこう)・・・っと

では、

エンジョイ! 方言文化

楽しいこと
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