今朝の新聞にハラスメントに関する記事が掲載されていた
「ハラスメント」とは 嫌がらせを意味する英語で
セクシャル(性的)・ハラスメント、パワー(力による)・ハラスメントなど
どんな嫌がらせを受けているかによって 前に付く言葉が変わるようだ
厚生労働省の見解によれば 優越的な関係に基づき 業務の適正な範囲を超え
就業環境を害する行為だという
・アルハラ(アルコール ハラスメント)
酒を飲めない人に無理に勧める
・スモハラ(スモーキング ハラスメント)
喫煙者がタバコの煙で周囲に不快な思いをさせる
・レイハラ(レイシャル ハラスメント)
外国籍やハーフの人に、国籍、人種をことさらに指摘する
・マリハラ(マリッジ ハラスメント)
結婚の有無をことさらに強調する言動
・ジタハラ(時短 ハラスメント)
仕事量は変わらないのに「残業せずに帰れ」と言われ、自宅やカフェで残業代の出ない残業
をすること
・リスハラ(リストラ ハラスメント)
いきなり望まない部署に配属させて社員を自主退職に追い込むこと
・マタハラ(マタニティ ハラスメント)
妊娠している人、また出産した人に対するハラスメント
・パタハラ(パタニティ ハラスメント)
母親に対するマタニティハラスメントに対し、父親に対するもの 育児休暇利用を妨害
などなど 聞いたことのないハラスメントもたくさんだ
他にも 子なしハラスメントやらシングルハラスメント ケアハラスメント
ジェンダーハラスメントなどと数えきれない
我々の世代は(私だけかも) ハラスメントと言えばそのほとんどが上司や先輩から受けるものばかり
と最近まで思っていたがそれはどうも違うらしい
新入社員や部下からのハラスメントも同じように 今はたくさんあるらしい
・エイハラ(エイジ ハラスメント)
若い人が中高年者に、年齢を理由とした嫌がらせをすること
・テクハラ(テクノロジー ハラスメント)
IT知識が高い人の不遜な態度や、意図的に専門用語で話続ける行為
例えば 「もう、お歳なんですから」とか
「先輩 こんな簡単な操作に手間取って よくこれまで仕事してきましたね」
などと新入社員や後輩に言われると アナログ世代の我々には確かにグサッと来そうだ
生まれた時からインターネットが身近にある世代 “デジタルネイティブ世代”と言うのだそうだが
概ね1990年以降に生まれた世代をいうらしい
時代の進歩が早すぎてなかなかこの世代について行けていないというのが 実のところのようだ
ハラスメントの加害者にならないために最も大切なのが
客観的な視野を身につけることだという
自分の常識が 相手の常識とは限らない
何を正しいと思い 何を嬉しく何を不快に感じるかは人それぞれだ
自分の価値観・考え方を相手に押し付けないように意識して行動することが大事で
そのためには 日々信頼関係を築くことがとても大切だ
・ハラハラ(ハラスメント ハラスメント)
自分が少しでも不快になると「それハラスメントです」と過剰に主張する
嫌がらせハラスメントのこと
ハラスメントをしてしまうことを恐れお互い壁を作り
ハラスメント ハラスメントなどにならないように
まずは 人間関係構築を心がけたいものだ
頑張れ アナログ世代
では、
エンジョイ! 共存共栄の社会
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