高校を卒業し5年間を東京で暮らし 都会の友人も地方の友人もたくさんいたが
長野県は東京にもこんなに近いし ほとんどが標準語に近いはずで
あったとしても年寄りが日常何気なく使っていただけで
自分は恥ずかしい方言など使うわけがない な~んて思っていたのは大きな間違いだった
方言なんて使っていないはずが 友人たちに言わせれば私などは常習で使っていて
方言ありありのありだったようで
自分が言っていることを友人たちは意味不明としながらも
そっとしておいたことがいっぱいあったと後から聞いた
本州のほぼ中央に縦長に位置する長野県では その広さもあって
地方によって方言にかなりの違いがあるらしい
長野県は大きく分けて北信 東信 中信 南信の4つの地域に分けられるが
北信地方では新潟の方言が入り 東信地方は上州(群馬県)の方言が混ざっている
中信・南信地方は遠州(静岡県)や尾張(岐阜県・愛知県)の方言と多くの部分が似ているという
○ずく 「みんな、ズク出して頑張れや」
⇨ 「みんな、やる気出して頑張れや」
○べちゃる 「明日の朝、ゴミをべちゃるわ」
⇨ 「明日の朝、ゴミを捨てるわ」
○しみる 「今日の朝はしみるね~」
⇨ 「今日の朝は冷えるね~」
○なから 「あとなから30分くらいで着くよ」
⇨ 「あとだいたい30分くらいで着くよ」
○くれる 「花に水をくれてくれた?」
⇨ 「花に水をあげたかい?」
○べと 「花壇にべとを入れた」
⇨ 「花壇に土を入れた」
○ぼける 「このリンゴ、ぼけてる?」
⇨ 「このリンゴ、柔らかくなりすぎている?」
○ほおずら 「ほおずら」
⇨ 「そうだろう」
○とぶ 「時間がないから、飛んでくぞ」
⇨ 「時間がないから、走っていくぞ」
○こわい 「このご飯 こわくて食えねー」
⇨ 「このご飯 硬くて食べられない」
あらける⇨あばれる、かしがる⇨かたむく、はーかぶり⇨久しぶり、わにる⇨照れる、
やくやく⇨わざわざ、そうかやあ⇨そうかなあ、~ずら⇨~だよね、めた⇨すごい、
どべ(どんべ)⇨びり(最下位)、おらっち⇨(おらあち)⇨私の家、などなど
やばい、やばい、やばい・・意味も全部知っているし 全部自分で使っていた(あちゃ~)だ
これらは信州の方言として 何冊もその言い回しや方言として本が出ているようだ
中には これは的を得ていて標準語でも良いのではないかというものさえある
長野県も必要にして十分のいなかだし 決して気取ることもない
むしろ山里に住み この年になったからには もっともっと大事にしていきたいものだ
このブログを読んでいただいている方々も きっとそう思うずら?(うんうん)
では、
エンジョイ!方言
コメント