思えば我が家に日本ミツバチたちがやってきたのは今年の5月
平均気温が7°Cのまだ少々肌寒い頃だったような気がする
以前ブログにも書いたが 我が家のミツバチアパートは縦型式で 25㎝✖︎18㎝巣箱の総3階建だ
先週のこと 毎日観察しているミツバチたちだが 巣穴(1階入口)付近に溢れている
ミツバチたちがやや多いと感じ 入口からアパートの中を覗いてみると 3階と2階がほぼ満杯
1階の中段まで巣脾が伸びてきており そろそろ増築をしてやらなければならない
時期がすでに来ていた つまりは 一部(3階部分)の収穫時期がやってきた~ということだ
穏やかで安定した気候が続いていた今年は 蜜源も豊富だったためか
集蜜の速度も早く それに呼応するように収穫時期も例年より早まったのかもしれない
日本ミツバチというのは非常におとなしい性格で よほどのことをしない限り
人を刺すようなことはしない 注意すべき時は やはり収穫の時で 自分たちの巣を弄られ
仲間を傷つけられる事態が起きた時に一変する その時 ミツバチたちは驚き
そしてパニックの中で侵入者に向かうようだ 毎回のことだが 収穫の時には相当の神経を使う
というのも 飼育初心者だった頃に一度ならずも二度まで ミツバチたちを怒らせて
しまっているからだ
写真は慎重に慎重を重ね 汗をかきかき 心臓をバクバクさせながら収穫した今年のはちみつだ
相変わらず糖度も高く味わいもいいが 今年のはちみつにはやや苦味があるように感じられる
日本ミツバチのはちみつは百花蜜と言われる通り 集蜜する花は一つではない
時期にもよるが さまざまな蜜源を探しては最大3㎞の道のりを 文句ひとつ言わず?に
せっせと集蜜を続け見事な仕事を成し遂げる 苦味といえば 栗の花から採れた蜂蜜には
独特の苦みがあるというのを聞いたことがある
もしかしたら栗の花蜜がやや多く含まれているのかもしれない
味わいも深く少し苦味があるのが特徴だそうだが 栗の蜂蜜には殺菌作用があるとも
言われており 喉が荒れたときになめると効果があるという
ということは ジャストミート!新型コロナウイルスの予防にはもってこいかもしれない
今年初めての採蜜だが はちみつは3ℓ近くになりそうだ
毎年のことながら 日本ミツバチたちに心からの敬意を表し 作り出された自然の恵みに
感謝の気持ちを忘れずに味わいたい そして今年も友人たちに少しばかりのお裾分けをしながら
せめて 日本ミツバチたちの織りなすこの物語を聞かせてやりたいと思っている
今年もこれから “はちみつ外交” のはじまりだ
まさに口ベタな自分が雄弁となり 唯一ウンチクを語れる “エンジョイ日本ミツバチ”
のはじまりだ!(な~んちゃってね)
では、
エンジョイ! はちみつ外交
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