何日か前のブログに載せた『定年オヤジ改造計画』であるが
我が家では『夫源病』『妻源病』の発症は今のところ確認されず
まあまあうまくいっているのではないかと 自分では思っている
(思い過ごしでなければ良いが・・・)
かつて熟年離婚という言葉が流行となって久しいが
改めて言うと長く連れ添った夫婦が夫の定年や子供達の自立を機に
結婚生活を解消するというシナリオだ
そこに至るまでには、妻達の本音や夫達の本音が見え隠れする
とある調査で 妻が夫を嫌いになったのはいつかとのアンケートに
結婚前というのが6% 結婚から5年以内がなんと56%にも上り
妻は夫のことをあっという間に嫌いになっているのがわかる
その原因は 産後クライシス(子どもが産まれてから 急激に夫婦仲が悪くなったり
関係が冷え切ったりする現象) ワンオペ育児(子育てと家事「+仕事の時もある」
の全てを1人でこなさなければならない状況) 育児を妻に任せきりの3つだそうだ
一方働く夫側は 『男は仕事 女は家庭』といった社会の風潮にも乗らされ
家族のためというもっともな理由をつけて仕事にのめり込み
家庭を顧みずに夫婦の溝を大きくしていった
大きな間違いがそこにあり 妻はひとりで育児に奮闘しストレスを溜め
夫はそんな妻や家族に支えられていることも忘れ仕事によるストレスを溜めることになる
その昔は 大変な家事をお金に換算してみることなど考えもしなかった時代であったし
給料を稼ぐのは夫 家庭を守るのは妻という考えが世間の常識に近かったことなどから
いつしか男尊女卑の考え方や上から目線で妻を家政婦扱いするような考え方が
定着してしまったのかもしれない
時代の変化とともに いつしか妻は夫の定年後にやってくる二人だけの生活は楽しくない
耐えられないと思うようになっていったと考えられる
しかし 経済的な理由や世間体からすぐさま離婚に踏み切ることは難しく
ならばと夫の定年や子供が独立するまで耐え忍ぶことを決意し
密かに熟年離婚決行計画が準備されていくのである
一方 仕事一筋で妻の密かな計画に全く気づかない夫は
定年になったら妻と二人で海外旅行や少々リッチな国内旅行に行きたいなどと
考えているのだが 時すでに遅し
その頃には妻の気持ちは熟年離婚後の生活に切り替わってしまっているのだという
社会の風潮に乗せられ いつしか会社人間となってしまった夫達は
妻達とは違って定年後の自分の生活や居場所を準備することなく定年を迎え
家事も買い物も出かけることもひとりではできない哀れな『わしも族』
『おまえも族』となってしまっているのだそうだ
『わしも族』とは 妻にわしも連れて行けと 定年後妻につきまとう夫のことで
『おまえも族』とは 一人で行動できないので 出かけるたびに
妻を連れて行こうとする『お前も一緒に来い』という夫のことだそうだが・・・・
定年後の男と女の本音でもう一つ 歳をとってくると夫は妻に健康で長生きして欲しいと思う
その本心は自分を世話して欲しいからで 一方の妻は お互いに干渉しない生活を望み
夫には身の回りのことを自分でして欲しいと思っているのだそうだ
所詮 男と女は考え方が違う その考え方が違うことを認めればスッと心が軽くなる
夫婦で依存せずに社会に繋がりを持つことが大事で
『終わったら 始めればいい』を心に留めて我々夫婦も過ごしていきたい
・気をつけろ 昭和の男たち
・頑張れ 定年オヤジ
・つながれ 夫婦の絆
では、
エンジョイ! 夫達
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