若くて元気な頃は 普通にしていれば何の問題もなかった 健康なんてどうってことなかったのだ
健康を意識していない人というのは「そんなことをしても、死ぬ時は死ぬんだから」
ということを平気で言う その言い分は確かにもっともなのだが
健康に気をつかうというのは 死なないためではない
「死ぬまで健康である」ということが シニアである我々の健康の目的であるといっていい
ある日突然 健康な体には リンゴがいい グレープフルーツがいい ココアがいい・・・
などとテレビでやろうものなら 次の日にはスーパーからその商品が一辺に消える
また 散歩がいい 走るのがいいなどとなると 山里にも普段は見かけなかった年寄りや
スポーツウェアに身を包んだシニアや中高年が しばらくは道を闊歩する姿が
見受けられるから不思議だ 大抵の人は 常に健康を意識しているのだということがよくわかる
かつて 定年退職の年齢は55歳だったから我々の若い頃には 60代に入ったシニアなどは
とても年寄りに見え いつも黒っぽい地味な服装に身を包み 家ではおとなしく
せいぜい農業をしながら生活しているとのイメージが強かった でも今は違う
退職したとはいえ体力はまだまだ衰えず セカンドライフというステージを生きていくには
有り余るくらいの体力を残しているような気がするし 実際の我々やその少し上の年代の方々も
すこぶる元気だ とは言いながらも 一方では現役でいた頃には 何とかできていた事が
60代に入ると無理がきかなくなってくることが 徐々にではあるが増えてきていることに気づく
それが 視力であったり 聴力であったり 体力であったりするのだが 老いるということは
人それぞれではあったとしても “老化は必然”なのだと思い知らされるのも事実だ
・・名が出ない あれそれこれで 用を足し・・・この川柳通りで笑える話ならよしとしよう
だがあまりはりきりすぎて 身体の部位に支障をきたしてしまうような無理は絶対に禁物だ
歯・目・耳・手・足・腰・膝はもちろん内臓の各種部位も 医療の進歩でなんとか幾分かは
修理はできるだろうが 車や家電のようにパーツ交換で済むことには決してならないからだ
この歳だ これから 嫁入りもしないし 婿入りも多分だがしない
そして今は元気に過ごせてはいても 人はいつかは死ぬ
それまではどれだけ快適に暮らせるかを考え 自分に一番あった健康法を選択し
健康というかけがえのない財産を少しでも減らさない努力をしていきたいものだ
では、
エンジョイ! 健康な生活
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