コーヒーは 植物学的には「アカネ科コフィア属」に分類される樹木の種子が原料だそうだ
そして 生産地が限られ コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近( 南北回帰線の間)の国でしか
取れないこともわかった コーヒーはたくさんの「種」がある植物だが
商業的に使われるものは「アラビカ種」「カネフォラ種」の2種に限られているという
データによる生産比率はアラビカ種:カネフォラ種で およそ6:4の割合らしい
「アラビカ種」と「カネフォラ種」の違いは よく説明できないので省略するが
栽培が難しく 高級で美味しいのが「アラビカ種」 比較的栽培が簡単で安価
そしておいしくないとされるのが「カネフォラ種」で主に缶コーヒーなどの価格の安いものに
使われているらしい???・・・
たかがコーヒーなどと思っていたが コーヒーというのは 実に奥が深いようだ
コーヒー豆については 先日のブログで書いた通り 原産地の地名であったり
産地や発信地となる山や港の名前が多いということがわかった
コーヒーに全く無知な自分は 肝心のコーヒーの味わいや香りを決めるのは
その豆の種類による違いがそうさせるのかと思っていたが 違っていた
焙煎(ロースト)といって この豆を炒って 加熱する作業によって味や香り
甘味?までもが決まるらしい
収穫・精製された生豆は淡緑色をしており 味も香ばしさもほとんどなく
この状態では飲むことはできない 焙煎の時間や熱のかけ方の違いによって
コーヒー豆には浅炒り・中炒り・深炒りといった焙煎の度合いが生じ
コーヒーの風味が大きく変化してくるという 生豆を焙煎することによって
コーヒー豆に含まれる水分が減少し コーヒー独特の風味が引き出される
その焙煎の時間によって色や味わい 香りの変化をもたらす 聞けば 焙煎度というのは
浅炒りから深炒りまで8段階に分類されるらしく 焙煎度が浅いと酸味を強く感じ
深いと苦味とコクが増すのだそうだ 焙煎(ロースト)の種類を選べるのは専門店のみだが
“通”はこれを指定して購入するというのだからすごい
もしかして、我が家の妻も“通”??・・・・・
子供の頃 コーヒーといえば 缶かボトルに入ったもの
またせいぜいネスカフェのインスタントコーヒーを薄くして飲むくらいで
あまりその味わいや香りに特別な興味を持っていなかったのは自分だけか
大人になってもしばらくは 喫茶店で注文するホットやアイスコーヒーすらも苦くて
砂糖やミルク ガムシロップを程よく入れて飲んでいた
友人たちが普通にするような“ブラックで”などと言って飲むようになったのはいつからだろうか
目覚めのコーヒー 食後のコーヒー 美味しいケーキや洋菓子などと合わせて飲むコーヒー
家事に疲れたり 本を読みながらのコーヒーなどもまた格別と思うようになったのも
いつ頃からだっただろうか
コーヒーは こだわり出せばキリがない
自前のコーヒーカップもしかり 酸味のある配合 コクのある配合 苦味のある配合など
作り手やお店によって配合が異なるのだから 「家の味」「店の味」を楽しむことは
十分にできるはずだ
この歳では コーヒーの“通”や“プロ”を気取れるようになるのは多分無理だ
ならば 結論だ
これから先は 多少なりとも コーヒーの豆知識を語れる?くらいの
少々 “おじゅうこなコーヒー通” を目指そう
せめて 妻や子供たちに負けないくらいの だ
では、
エンジョイ! “おじゅうこなコーヒー通”
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