仕事をする妻を家事で支える などと考える風潮になったのは ここ10年位ではないだろうか
自分とて 定年退職して主夫業をやることになるとは思いもしなかったし
10年も前にそう決断した男性(主夫)には 多分単なる変わり者というレッテルを
貼っていたような気がする 何がきっかけなのかはわからないが
いつしか時代の流れが完全に変わったのだと思う
料理でも掃除でも洗濯でも それなりに家事を頑張っているつもりでも
いまだに妻に勝てるものなどひとつもないのが現実で
自分に関して言えば周りから「かっこ良くて男らしい」「へぇ、ステキね」
などと 言われること自体が全くの見当外れだと思い知らされている
でも 周囲から「それでも主夫業やれてるじゃん」だとか「女子力すごいじゃん」などと言われると
内心うれしかったりする
また当事者の妻からは 数々の失態を指摘されながらも
時々「ありがとう」「助かったわ」などと言われるとちょっとうれしくもなる(こどもか?)
人は褒められて伸びる・・・というのを 今頃になって実感している
現役の頃を思えば 妻に対して褒めるどころか何の反応もしてこなかったような気がして
今になって反省しきりだ その当時の一家の主婦などは仕事をしながらも
育児と家事全般を担当していたのにもかかわらずに だ
仕事にはお金や出世や他人からの評価という報酬が返ってくるが
家事や育児にはほとんどと言ってそれがない
ならば せめて褒めたり感謝したりを心を込めて伝えてくれば良かった
子育てもしかりで もっと褒めて褒めて育ててくれば
子供達の人生も変わっていたのかもしれない? などと考えてしまう
標題通り 愚痴を含めての主夫の雑感になってしまったが
こんなことをじっくり考られる様になったのも 退職し結果として少しばかりの家事を
任されることになったからだと思っている
早いもので仕事から退いてもうすぐ一年になる 面白くやりがいがある専業主夫という「仕事」の
到達点は見つかりそうもないし 主夫の達人にはどうやらなれそうにもないので
そろそろ報酬も含めて仕事人生にカムバックしてみようかとも考えている
その時はまた家事の分担をイーブンにもどす予定だが
仕事をしながらの家事もちょっとは認めて褒めてもらえれば 今まで以上に働いてしまうかも
(なんちゃって~)
定年シニアは「家事力」を高めよう
夫婦は お互いを褒めあおう
では、
エンジョイ! セカンドライフ
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