浄土宗の総本山「知恩院」への研修旅行
当日の天候は雨
前日は宿坊に泊まり 翌朝もやっぱり雨 しかもどしゃ降りだ
朝8時半に ロビーに集合していると 案内役として
知恩院の若い和尚さんの河原くんが長靴を履いてやってきた
われわれ一行は 浄土宗長野教区の檀信徒ということで厚遇され
通常の一般参拝では入ることが叶わない施設内だが 次々と立ち入ることが許された
国宝である三門は 高さ24m 横幅50m 使われている屋根瓦は何と7万枚だ
その山門脇の内部には45度の急階段が続いていた
手すりにしっかりと掴まらなければ 絶対に昇れないであろうその階段を
慎重にそしてゆっくりと楼上へ すると
行手には檀信徒以外は滅多にお目にかかれない荘厳な仏堂があり
一同で思わず念仏を唱えながら手を合わせた
三門をくぐると 目の前には50段のきつい男坂の階段
その横手には対照的にゆるやかな石段の女坂がある
どちらかの その石段を登り切ると そこには それはそれは広々とした境内が広がっていた
開祖法然上人の御影をまつる御影堂 その北側には二千人もが集まれるという680畳の集会堂
阿弥陀仏を安置する阿弥陀堂 六千帖にも上る膨大な経典が納められている経蔵
圧巻は 毎年大晦日にテレビに映し出され 荘厳な除夜の鐘を響かせる大鐘楼だ
釣鐘の高さは3.3m 厚さが30cm 重さは70tもあるという
その大釣鐘には 何とその真下にまで入らせてもらい 直接触ることも出来
その感触をしっかりと確かめた
京都の寺参拝などといえば 普通は通りいっぺんで見学するのみで
せいぜい御朱印をいただく位しかしてこなかった自分が なぜか恥ずかしい
今回はその常識を覆す 荘厳な寺参拝となり 自身の心の中に大きな感動が残った
では、
エンジョイ! 圧巻の知恩院