春になって ようやく鳥たちの鳴き声がにぎやかになってきた
多くの鳥たちは草木を集めてきては その巣を作るのだが
春になってその姿を見せた鳥の巣には意外とプラスチックやビニール片
その繊維やひもやらがたくさん混ざっているのに驚く
この鳥たちはプラスチックとは知らずに材料にしているのか
プラスチックが便利だと思って敢えて材料にしているのか
もしかしたら人間と同じように「便利な材料だな」と思って使っているのかもしれない
だが雛が生まれて このようなビニール片を間違って飲み込んでしまい
胃に詰まって死んでしまうようなことが起こらなければいいのだがと
心配せずにはいられない
人間が作り出したプラスチックという便利で腐らない不自然な物質が
こんなところにも入り込んでいるのかと 不思議に思う一方で
ちょっと将来が心配になったりもする
今 世界の方々でマイクロプラスチックによる自然破壊が問題となってきている
マイクロプラスチックとは 5㎜以下の微細なプラスチック粒子のことを指す
素材はその名の通りプラスチックなので 紫外線に弱く 自然分解されない
軽くて波風に流されやすいなどの特徴がある
海洋生物たちはマイクロプラスチックをエサと間違えて食べ
体内に入ったマイクロプラスチックが内蔵に詰まってしまうケースや
付着していた有害な化学物質などが体内に蓄積してしまうケースがあるようだ
それによって海洋生物が死んでしまうこともあるし その魚を食べることによって
間接的に人間の体内にも化学物質が入ってしまうことにもなる
マイクロプラスチックによる人体への影響はハッキリと解明されていないが
がんの発生や代謝性疾患の発症を引き起こす可能性のある化学物質が
あちこちで検出されているとか
快適さと便利さはとことん追求するが その末路に気付けない人類のなんと愚かなことか
持続可能な地球や人類のために 今できることをできる限りやって行こうと
この歳になってようやく思いを新たにしている
では、
エンジョイ! SDGs 自然への思い
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