老婆(老爺)は1日にしてならず

暮らしの中で

どうしても記憶に残りやすいのが失敗や後悔 そしてネガティブなことだ

ポジティブなことというのは記憶には残りにくく すぐに心から離れてしまうものらしい

人との関係というのもまさにそうで あの頃ああしておけば良かった

こうしておけば良かったなどと後になって考える

いい人と思われたい 陰口を言われたくない 人に嫌われたくない

などという心理が誰しも根っこにある

ポジティブに嫌われてもいいやと思いながら行動することは

やっぱり難しいようで 人はたいがい無理をして自分を抑えながら暮らす

だが 年をとったら少しづつネガティブな考えは手放していく方が得策のようだ

体力や知力が落ちてくると もしかしたら子どもたちにも他人にも

迷惑をかけてしまうかもしれないという不安は大きいが

自分にできることは自分でやり やりたいこと やっておきたいことは

今から準備に着手しておきたいと思っている

ここのところ 日の経つのを早く感じるし

しかも 何をしても ヨタヨタ ヘロヘロと なってしまうような日々が続く

しかしだ こんな老婆も老爺も「ローマは1日にしてならず」のことわざ通り

決して昨日今日で出来上がったわけではない

アナログながら長~い年月を重ねて 曲がりなりにもこの年まで

コツコツと刻んできた歴史があり 若者たちとは年季の入り方が違うのだ

周りに過度に頼らず 他人にも干渉を控えつつ 自分なりにうまくやってきたつもりだ

自慢じゃないが 正真正銘の老婆や老爺の域にようやくたどり着いたのだから

もう開き直りだ

自分がいいと思えるような 人とのベストな距離感を持って

無理のないつき合い方を心がけ 毎日を過ごすことにしよう

人間関係の断捨離もしつつ 心穏やかな日々を送りたいものだ

では、

エンジョイ! 老婆・老爺の日常

#人間関係#断捨離#ローマは1日にしてならず

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