余生を楽しむ

暮らしの中で

思い起こせば はるか昔のこの時期に 卒業して就職 社会という大きな組織に入り

若い頃などはまったく意識もしていなかったのだが 自分を取り巻くその中で

ちっぽけだがある種の責任を分担して引き受けた

その後 いいことも嫌なこともあったが 自分なりに使命感を持って

その社会の中で 長い間働き続けてきた

その間には 結婚もし 子どもを育て 病気や怪我にも泣いたが

一方では 誰かを助け 誰かに支えられて 生きて来た その結果がまさに今なのだと思う

定年イコール老後の時代ではなくなってきている とはいうものの

すでにもう2年ほど前になるのだが 走り続けてきた歩みを少し緩めることにし

自分自身である種の一定の区切りをつけた

今になって思えば その瞬間から自分にとっての余生が始まったのだと思える

人間にとって何をしなくてもいいといえば退屈な時間だが

何をしてもいいとなれば それは豊かな時間となる

社会に出て時間にしばられて働き続けてきた時間は大変ではあったが

そのおかげで報酬という名目でお金をもらい 自身の生活を維持してこれた

またその積み重ねで 今では ささやかながら蓄えもでき

これからは年金という制度がある程度の生活を支えてくれるに違いない

まさにこの瞬間から始まった余生は

それこそ本当に 自分自身に最後に与えられた時間 なのではないかと思える

そう考えれば 老後も余生も否定的に考える必要はまったくない

今向き合っている時間は 自分で勝ち取ったものだ

すなわち 自分の好きに生きて行けばいいのであって

好きに生きていけなければおかしいとも言える

無駄にすまい 自分のために そして多少はお世話になった大きな社会のため

ちっぽけでも貢献できる道を探りつつ 毎日を謳歌したいものだ

では、

エンジョイ! 老後 余生 今この時

#余生を楽しむ#老後#楽しい時間

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