60代は 人生の重荷が少なくなって 最も楽しめる年代だ
30代や40代 50代の重圧もなく 自分のことに時間もエネルギーもかけられる
その時 一緒にBBQをやったり 旅行に行ったりする友人
そういう人がいるのといないのとでは 人生の楽しさが全然違ってくると思っている
電話一本 メール一本で駆けつけてくれるかけがえのない友人たちが自分にはいる
それは何事にも変えがたい宝であり 誇りだと思っている
だから自分も 電話一本で駆けつける友人でありたいと思っている
自分より先に逝くはずがないと思っていたのに パートナーや子どもが 先に逝くという
悲しい番狂わせが絶対に起きないとは言えないのが人生だ
「遠くの親戚より近くの他人」のことわざがあるが
これからの人生で本当に大事になって来るのは
そんな近くの他人ではなく友人たちかもしれないからだ
「友情は喜びを2倍にし 悲しみを半分にする」と言ったのは ドイツの詩人シラーの言葉だ
自分より上の年代の人たちと付き合っていると なるほどなと感心することもあるし
自分のこれからの行く末がイメージしやすくなる
またその逆で 下の年代の若い友人と言うのは それだけで気分が若返るものだ
とかく 下の年代は経験が浅いとか 上の年代は話がくどいなどと 思いがちだが
実は60代となった自分も 上の年代の方たちにとっては経験の浅い下の年代だし
下の年代にとっては話がくどい上の年代という その領域に入っているのだ
よく人生というのは「もういいか」と思ったときがターンニングポイントだと言われている
最近の自分がまさにそうかもしれない
体力や視力・聴力が少しづつ衰えてきているのは 確かなのだが
時間はたっぷりあるくせに面倒くさがったり
途中で投げ出したりしてしまうことが 増えてきたようだ
ここのところ 友人とのBBQも旅行も思ったようにできない日々が続いている
それでも いまだに多趣味を満喫する友人もいれば 一つの趣味を極めようと
その道を進む友人もいる そんな友人たちのまだまだやバリバリと励む姿を 人伝に聞き
これからも「まだまだ」と自分に言い聞かせて進んでいくことにしよう
では、
エンジョイ! 60代の自分
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