定年夫婦のこれから

楽しいこと

主夫業に専念しつつも至福の時とばかりに通いつめる書店で

またまた身につまされる本に出会ってしまった

退職して世間の情報というものに疎くなってしまっているせいもあるのか

書店の陰謀にすぐに乗せられ ついぞ手を出しそして買ってしまう

とにかくミーハーなシニア(?)になってしまっているのは間違いない

その本というのが 長野県生まれで脳科学者の黒川伊保子氏の『定年夫婦のトリセツ』だ

今の我々の世代は 3~4人に一人が100歳以上を生きると言われており

人生100年時代ということはすなわち結婚生活70年時代の到来ということらしい

永遠の愛を誓って涙を流し 我が子に出会い 

泣いたり笑ったりしてともに歩いてきた今日までの道のりよりも

遥かに長い道のりが残されているということになる

その昔 男たちは定年退職した後 そう長くは生きていなかったはずだったのに

夫婦はさらに40年をともに過ごす時代になったということだ

さらに脳科学者の黒川氏によれば 夫婦の道のりというものは決して安泰ではない上に

ヒトの脳は7年周期となっており それゆえ世の中の出来事や流行も7の倍数で起きているらしく

夫婦にも7年ごとに危機がやってくるのだという

「男と女」       の7年 (7年)

「戦友」     としての7年 (14年目)

「関心と無関心のゆらぎ」の7年 (21年目)

「腐れ縁」の域    での7年 (28年目)

「安寧」        の7年 (35年目)

 

ちなみに我が家はどうかと数えてみたら なんと結婚35年目がジャストミート

腐れ縁の域をなんとか過ごし 「安寧」の時期に入ったということになるのだが

作家によれば 実はその直前というのは最も危ない時期だそうで

それは腐れ縁に呆れ果てる時だからということだ 一方で さすがに28年目ともなると

へとへとになった夫婦の間にも希望の光が生まれるという

でも生まれたての希望はとても弱々しくて 二人で育てないと消えてしまうという

男脳と女脳は根本的に違うこと ヒトの脳は7年周期であることをよくよく理解し

7年ごとに相手に飽きて(あきれ果てて) 「この人でよかったのかしら」

と逡巡することがあるのかもしれないが 密かに 

じっくりと観察しながら希望の光を追い求めて行くことにしたい

結婚70年時代が幕を開けたのだとすると 計算ではあと35年の月日が残されていることになる

自分では今この時をアクティブに過ごせていると思っているのだが 実際のところ

本当に元気でいられるのはあと15年程度ではないかとも考えている

さすがに80歳近くになれば はつらつというわけには行かないだろうから

遅ればせながらやっと習得した(?)妻への共感力を発揮しつつ

元気な今を思いっきり謳歌して過ごしたい

それが目下の希望の灯りだ

では、

エンジョイ!定年夫婦

楽しいこと
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