精密検査の招待状

暮らしの中で

最近の体調はすこぶる良く 3年ぶりの人間ドッグと言ったって

どうせ 大した問題もないだろう などと甘く考えていた

すると病院から小さな異常が見つかったので と 突然だが 精密検査の呼び出しだ

えっ何それ? どういうこと? と思いつつ 

内心はビクビク 再び病院へと重い足を運んだ

典型的ビビリの自分 予約外来で受付を済ませると なんとその番号も「49番」だ

縁起でもない えっ そういうことなの?・・・もしかしたら?・・・

診察を待っている間も よからぬ事を考えた

この年代のわれわれに訪れる病気の発端というのは

たぶんこんな状況から来るんだろうかなどと ぼんやりと思っていた

待合で待つことしばし 診察室で待っていたドクターのN氏

無言で自分に椅子に座るように促し 最初は気難しそうで 何もしゃべらない

ややあって突然口を開き や〜運が悪かったね〜

便潜血の検査の1日分に異常があったようですね〜

私もですが 患者であるあなたも もうこの歳です

ですから気軽に 仲間の飲み会の話のネタ位のつもりで

大腸内の内視鏡をやってみましょう と きた

患者を気遣ってか 軽いノリのような口調に少々閉口だが

いきなり検査日を決めさせられ

経口腸管洗浄剤2ℓのキッドと 大腸内視鏡専用検査食2食分を渡された

来月はいよいよ精密検査だ

検査は ベッドの上で横向きになり 膝を抱えるような姿勢で検査を行うという

内視鏡を挿入する前には 局所麻酔のゼリーを使い

肛門に病気がないか診察で確認してから開始するのだそうだ

その後 内視鏡を肛門から挿入していき 太さ約12mmの内視鏡を挿入し

大腸の一番奥である盲腸まで内視鏡を進めるらしい

個人差はあるが 人間の大腸の長さはおよそ150cm

腸の形によっては 仰向けや右向きへと

患者の体の向きを変えながら 内視鏡を進めていくらしい

それを聞いただけで すでに気絶しそうだ

悶々と過ごさざるを得ないこの1ヶ月 どうやら眠れぬ日々が続きそうだ

そういう時には 友人たちと ちょっと酒でも一杯

いやいや それはやっぱり一番ダメかも・・・

では、

エンジョイ 内視鏡 精密検査

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