今は 「ジェンダー平等」の理念に基づき ひとりひとりの人間が 性別にかかわらず
平等に責任や権利や機会を分かちあいながら あらゆる物事を一緒に決めることができる時代だ
なのに「男らしく」「女らしく」などという言い方は相応しくないかもしれないが
歳をとってくると どうも男も女もその境目がだんだんあいまいになってくるような気がする
見た目もおじさんはおばさん顔に おばさんはおじさん顔に見える人もよく見かける
また性格的にも おばさんはだんだん図々しく たくましくなっていくし
反対に おじさんは丸くなり ちょっと元気が無くなってくるように思える
女性は閉経すると女性ホルモンが急激に減少し 男性ホルモンの影響が強くなってくるのだそうだ
どうも女性ホルモンは30才くらいがピークのようで 60才を過ぎた頃にはなんと
男性ホルモンの方が多くなると言われている
女性は 女性ホルモンが減ることで更年期障害を発症し
また男性ホルモンの影響が大きくなった女性は 内臓脂肪がつきやすくなって
運動により筋肉がつきやすくなるらしく 活力が出てくるなどの変化が現れるそうだ
そういえば 少々お年を召されて来た女性たちがやたら元気なイメージがあるが
それはホルモンのせいで仕方がなかったのだ これを知れば妙に納得だ
一方の男性はどうか 定年までの会社勤めを 対人関係に配慮しながら生活してきた反動と
会社優先で地域とのつながりも薄かったせいで 一時的にひきこもりに
なったりしてしまう人も多いようだ
女性は世間でのその活躍推進を後押しされ ますます社会とのつながりを深めていくのだが
男性はというと 退職を契機にいきなり世間に放り出されて家庭に回帰するが
企業で組織に守られてきたそれまでとは打って変わって
さまざまなことを今度は独りでやらなければならなくなるなどの
そのギャップに悩まされるようだ
男性も女性も 社会情勢や年齢によって これからもさまざまな立場や
場面に遭遇していくのだろう
「おじさん化 おばさん化している」「おじさんくさい おばさんみたい」などなど
おじさん的 おばさん的なイメージはあまりよろしくない
横柄で 自己中心的な生き方をするような嫌われおじさんや嫌われおばさんにならないように
経験豊かで立派なシニアと言われるような おじさんとおばさんをこれからも目指したいものだ
では、
エンジョイ！ おじさん おばさん
＃おじさん化＃おばさん化＃生き生き人生＃ジェンダー平等
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